約 4,233,261 件
https://w.atwiki.jp/wanisita/pages/37.html
Q 1998年にPSで発売されたゲーム『メタルギア』シリーズのタイトルは『メタルギア○○○○』? A ソリッド Q 『メタルギア』シリーズのように主人公の姿を発見するまで敵が襲い掛かってこないゲームを「○○○○ゲーム」という? A ステルス Q ゲーム『メタルギアソリッド バンドデシネ』で、ストーリーモードの中に埋められた記憶片を探すのは○○○○モード? A 精神探査 (分岐)ですが 集めた記憶片をつなぎ合わせて遊ぶゲームは○○○○モード? A 記憶構築 Q ゲーム『メタルギアソリッド ポータブルOPS』で敵に一切見つからずにクリアするともらえる称号は? A ツチノコ Q ゲーム『メタルギアソリッド ポータブルOPS』に登場するパイソンの冷却スーツに入っている冷却剤は? A 液体窒素 Q ゲーム『メタルギアソリッド ポータブルOPS』に登場するエルザの双子の姉妹である少女の名前は? A ウルスラ Q ゲーム『メタルギアソリッド』でクレイモア地雷の位置を調べる時などに使用するアイテムは○○○○ゴーグル? A サーマル Q ゲーム『メタルギアソリッド』でスネークが携帯している先折りタバコの名称は? A モスレム Q ゲーム『メタルギアソリッド2』のタンカー編に登場するロシア製輸送ヘリの名前は? A カサッカ Q ゲーム『メタルギアソリッド3』で、オセロットが所属するエリート集団は? A 山猫部隊 Q ゲーム『メタルギアソリッド3』で、スネークが軍服を奪い取って変装できるソ連軍の少佐は? A ライコフ Q ゲーム『メタルギアソリッド3』で、ピポザルが登場するオマケのゲームモードを何という? A 猿蛇合戦 Q ゲーム『メタルギアソリッド3』で、少なくなるとライフの回復量が減ったり手ブレが大きくなるゲージは○○○○ゲージ? A スタミナ Q ゲーム『メタルギアソリッド3』に登場する、カエルの置物の名前は? A ケロタン Q ゲーム『メタルギアソリッド3』に登場するシャゴホッドを設計したロケット開発の権威は? A ソコロフ Q ゲーム『メタルギアソリッド3』に登場する女性スパイ「EVA」が、ヴォルギンに接近するために変装したときの名前は? A タチアナ Q この作品の舞台になっているのは西暦何年?(写真問題 メタルギアソリッド3の一シーン) A 1964 Q ファンからは「監督」と呼ばれ親しまれているゲーム『メタルギアソリッド』を生んだクリエーターは? A 小島秀夫
https://w.atwiki.jp/chaosdrama/pages/120.html
『メタルギアソリッド』は、コナミコンピュータエンタテイメントジャパンが開発、コナミから発売された戦略諜報アクションゲームであり、メタルギアシリーズの3作目となる作品である。 本作品のシナリオは、米国のフォーチュン誌にて「20世紀最高のシナリオ」と称され、小説版のキャッチコピーでも使われている。ハード性能を活かした映像の他、兵士の吐く白い息等の描写で極寒のアラスカへの潜入を演出。詳細な人物設定等も評価されている。ファンサービスや、プレイヤーを意識したジョーク要素も話題となった。略称は「MGS」 ここではそのMGSの出演者について解説する オールド・スネーク プラント占拠事件から5年後(AD.2014年)。「オールド・スネーク」として登場。40代とは思えないほど肉体が老化しており、白髪に髭を生やした姿となる。低下した身体機能はマッスル・スーツを兼ねる新型スニーキングスーツで補い、リキッド・オセロットの抹殺を遂行すべく世界各地の戦場を転戦した。 雷電(らいでん) オタコン ロイ・キャンベル 元アメリカ陸軍軍人。旧FOXHOUND司令官。身長183cm、体重77kg。 アメリカ海兵隊、グリーンベレー(米陸軍特殊部隊)、デルタフォース(米陸軍特殊部隊D作戦分遣隊)を経てFOXHOUNDに入隊、実戦から裏付けられた作戦立案能力を買われ副司令官となる。アウターヘブン蜂起後、当時のFOXHOUND司令官ビッグ・ボスが失踪し、司令官へと昇格。暗号制を廃止し、単なる単独潜入のエキスパート部隊を、衛星などを活用したハイテク特殊部隊に育て上げる。ビッグ・ボスの直感的かつ野生的な戦略とは打って変わり、綿密で慎重な作戦計画を練り、「OPERATION INTRUDE F014」の作戦司令官を務めた。ビッグ・ボス時代のFOXHOUNDを知る、数少ない指揮官。 戦闘中に無線でアドバイスをくれる・・・・・かも ナオミ・ハンター メリル・シルバーバーグ リキッド・オセロット ヴァンプ キャラクター紹介へ戻る
https://w.atwiki.jp/mgskennkyuzyo/pages/19.html
L脚外周 ハリアー戦後はシェル2に向かう。 まず画面右側でエルードして パイプの上に乗る。 途中に鳥のフンが落ちているので ホフクで進んでいこう。 敵がいるところはホフクでいけばいい。 ===========NEXT=========== 要 ここではAKS-74Uのサプレッサーが手に入る。 点 ギリギリのところで回転して飛び移る。 小 上から小便をする兵士がいる。 ネ 小便をかけられてから大差に通信するとおもしろい反応が・・・ タ シェル2中央棟 1F 空気清浄室 ノードにアクセス後エレベーターでB1Fへ。 水の中に潜っておくのほうにある二キータを取る。 暗視ゴーグルを取っても使い道はない。 ニキータをとったら1階へ戻る。 ニキータを使って大統領のいる部屋の 中にある制御装置を破壊しよう。 左下のガンカメラがある部屋の穴から 撃てば簡単に部屋までいける。 高難易度だと大統領が眠っていたり 体当たりしてきたりする。 眠っているときは安全な場所にぶつけて 起こしてやろう。 体当たりをしてくるときは回り込めばいい。 大統領からカードLv4をもらって B1F最奥部を目指す。 ===========NEXT=========== 小 大統領のいる部屋の壁を外から叩いてみよう。 ネ 爆発させたり外からマイクで心臓音を聞いたり・・・ タ シェル2中央棟 1F 空気清浄室 奥までいくとヴァンプ戦 倒してから奥にいるエマを救出。 そのまえにボディーアーマーを取っておこう。 忘れると二度と入手できなくなる。 ===========NEXT=========== KL連絡橋~シェル1中央棟 シェル1へ戻るのが目的。 途中、エマからLv5カードをもらえる。 先に敵を倒してからエマを連れて行こう。 はしごを下りるとエマがシェル1へいくまでに PSG1で護衛するイベント。 クリアするとシェル1E脚にでるので シェル1中央棟を目指す。 ほかのエリアへは行けなくなっている。 シェル1中央棟1Fのエレベーターに乗ると 長いイベントが始まる。 ===========NEXT=========== アーセナルギア内部~フェデラルホール 裸の雷電を操作することになる。 首締めとエルードはできない。 敵に見つからないように進んでいこう。 敵の動く範囲を見極めれば簡単に抜けれる。 大佐から何度も意味不明な通信が何度もくる。 一番奥の通路に着いたら大佐からの通信を 何度も聞いているとローズから通信が入り、 その後話が進んでいく。 スネークに刀をもらう。 刀を振ったり移動したりしていると イベントが発生して先に進める。 敵兵を倒しながら進んでいくイベント。 2回クリアするとメタルギアRAY戦。 こいつを倒すとフェデラルホールで ソリダスとの最後の闘い。 倒せばエンディング 小 動かせるようになったら拷問台にと・・・ ネ 敵に見つかってから拷問台に タ
https://w.atwiki.jp/niconicojikyouplay/pages/2598.html
【ゲーム】メタルギアソリッド 【作者名】あちゃぽ 【完成度】更新中(09/07/27~) 【動画数】 【part1へのリンク】 【マイリストへのリンク】http //www.nicovideo.jp/mylist/13769228 【備考】 +【紹介&発掘スレのレビュー】 以下発掘スレの000から引用 (08/12/10のレビュー) (現時点でのレビューはありません) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mgo3/
MGO3(メタルギアオンライン3)とは? メタルギアソリッドV The Phantom Pain のシステムを利用した、TTPオンラインゲーム。 PS4では8対8の、合計16人対戦が可能となっている。 価格 通常版 8400円 (税抜) SPECIAL EDITION (初回生産限定盤) 9980円 (税抜) PS Store ダウンロード版 8400円 (税抜) 発売日 ソフト発売日 … 2015年9月2日 サービス開始日 コンソール版 … 2015年10月6日 (12時以降になる予定) (PS3、PS4、Xbox360、XboxOne) Steam版 ……… 2016年の1月中 MGO 公式デモ (解説:カズヒラ・ミラー/CV:杉田智和) MGO 公式トレーラー MGO 公式トレーラー (日本語字幕コメンタリー) MGO Twitter 公式アカウント (@MGO_Official) @%40MGO_Official からのツイート
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/5883.html
メタルギアソリッドV ファントムペイン 【めたるぎあそりっどふぁいぶ ふぁんとむぺいん】 ジャンル タクティカル・エスピオナージ・オペレーション 対応機種 プレイステーション4プレイステーション3Xbox OneXbox 360(*1)Windows Vista/7/8(*2) 開発元 コナミデジタルエンタテインメント小島プロダクション 発売元 コナミデジタルエンタテインメント 発売日 2015年9月2日 定価 通常版 8,400円(税別)SPECIAL EDITION 9,980円(税別)PREMIUM PACKAGE(*3) 29,800円THE PHANTOM PAIN EDITION(*4) 49,980円 完全版 【PS4/One/Win(*5)】2016年11月10日/3,980円(税抜) プレイ人数 1人FOB 最大2人MGO 最大16人(旧世代機は最大12人) レーティング CERO D(17才以上対象) 備考 海外版にも日本語インターフェイスが収録 判定 なし ポイント 初代『MG』に繋がるシリーズ完結作のはずだったオープンワールドのマップで自由潜入グラフィックやゲームシステムの完成度は非常に高い脱ムービーゲーなるも今度は描写不足に開発に纏わるゴタゴタとシナリオ未完成疑惑 メタルギアシリーズ 概要 ストーリー 特徴(『GZ』からの変更及び追加点) メタルギアオンライン3 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 悪に堕ちる。復讐の為に。 概要 序章『メタルギアソリッドV グラウンド・ゼロズ』(GZ)から1年を経て発売された、『MGSV』の本編。 ストーリーへの期待、前作より遥かに広大なオープンワールド、それに伴う自由潜入(プレイヤー自身が潜入方法を決める自由度)。 加えて『メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット』以来の『メタルギアオンライン(MGO)』同時収録など、様々な点からファンのみならず新規ユーザーからも期待が寄せられていた。 特に今作はシリーズの始祖である『メタルギア』へのミッシングリンクを埋める物語として注目されていたことも、期待を高める後押しとなった。 だが制作を担当していたコジマプロダクションが本作の発売前に突如解散するという事態が発生。 これに加え、今作と並行して製作されていた新作ホラーゲーム『SIlent Hills』の企画も頓挫。 コナミとコジマプロダクションの確執・軋轢に関する不穏な噂が飛び交い、それらによる不安を拭いきれないまま本作は発売を迎えることとなる。 そして販売本数は600万本と大きなものになり、国内外でも数々の賞を受賞した。 しかし、本作を取り巻く環境や唐突感のあるラストの展開などから、ファンの間では未完成疑惑が囁かれることに。 ストーリー 9年前、男は惨劇を生き延びた。 重傷を負い、左手を失い、仲間も、家も失った男の頭には、あの惨劇の生々しさを語る破片が突き刺さっている。 何事もなかったかのように穏やかに見える病院のベッドの上で、男は失った左手の幻肢痛(ファントムペイン)と、昏睡していた9年という時間に苦しんだ。 やがて男はさらなる悪夢に遭う。 惨劇から惨劇へ、それでも生き延びて銃を握る男の頭には、破片が"伸びている"。 それはまるで鬼の角のよう。復讐の念を帯びて、Vが目覚めた《V has come to》。 特徴(『GZ』からの変更及び追加点) 基本システムは前作を参照 マップ広大化 前作『GZ』は「広大な拠点」という枠組みの中での潜入ミッションだったが、今作では一つの広大なマップの中にいくつもの拠点が点在している。 主に舞台となるオープンワールドマップはアフガニスタンの果てしない荒野と、サバンナの広がるアフリカの大地(アンゴラ、ザイールの国境付近)の2つ。他のロケーションはキプロスの病院、マザーベースとなる。 移動手段はプレイヤー次第。愛馬で駆けるも良し、敵の車輌を奪うのも良し、支援班に車を要請しても良し、自分の足で走っても良し。 時間の流れが存在しているうえ、天候の変化もあるため、その都度潜入に影響が出る。 夜になれば明かりを灯し、雨が降れば敵兵士が屋根のある場所へ移動するなど。 ミッション中は指定された範囲でしか行動できないが、ミッション外では自由に行動ができる。 ミッションの始め方は一部ミッションを除き「空中指令室(ヘリ内)から受注」または「ミッションの地域にいる状態で端末から受注した後に特定の位置に移動」することで開始できる。 また、サイドオプスはマップ探索中に発生地点へ移動する事で自動的に開始される。 海外ドラマ仕立てなのか、ミッションでは毎回オープニングとエンディングに短いスタッフロールが挿入される。エンディングはスキップ可能。 スタッフロールには、その章を担当したゲーム製作スタッフだけではなく、登場するマザーベーススタッフや出現する敵対勢力・兵器などの「登場キャラクター」も含まれる。 また『GZ』のほか、後述のように前々作『メタルギアソリッド ピースウォーカー』のシステムも改良して使われている。 「英雄度」と呼ばれるプレイヤーの英雄的名声を示す数値があり、行動によって上下する。高いほど、例えば「名声を慕って強力な部下が配下に加わってくる」と言った様々なメリットがある。 出撃準備 『MGS PW』同様、出撃前に持っていく装備を選ぶシステムが採用されている。 装備セット(ロードアウト)は3つ作ることができ、例えば潜入用・戦闘用・FOB用など用途別に使い分けることができる。 『GZ』から引き続き、プレイヤーが持ち込める武器数は3箇所に対応する3種の武器だけ。ほかにそれぞれ最大8種の投擲/設置武器と携行品を持てる。 例えばアサルトライフル及びショットガンは腰に携帯するが、左右腰に2つ持てるわけではなく、どちらか一方だけ。ミッションに応じて取捨選択する必要がある。 また、潜入に協力してくれるバディ(相棒)も1つだけ同行させることができる。 バディは狙撃・偵察といった屋外対人で力を発揮するクワイエット、広い範囲の敵や兵器・生物を仮マーキングできる潜入特化のD-Dog、移動手段として優秀なD-Horse、高コストな代わりに目的に合わせた多彩なカスタマイズができるD-Walkerがいる。 今作では出撃時などに装備を補給する際、それに応じてコストが必要になった。 このコストは主に「GMP」と呼ばれる資金で支払われるが、これは装備開発で使用するものと共通しており、コストが足りなければ出撃時に持っていくことはできない。当然ながら強力な装備ほどコストもそれなりに高いため、無駄に散策するわけには行かない。 またゲームが進むと開発できる装備には、開発だけでなく持っていく時にもGMP以外の資源を消費するものがある。例えば高グレード麻酔銃を使うには薬効植物、火炎瓶を使うには燃料資源が必要など。 カスタマイズ 今作では『MGS4』同様装備のカスタマイズが可能(バディの装備も含む)。 武器職人を確保すれば、開発してきた銃器のパーツを利用したカスタム銃を設計できるように。マガジンを大容量のものに変えたり、ロングバレル化して射程を伸ばすなどといった改造を行える。 ビジュアル面のカスタムは、武器のほかに車両やヘリコプターなども可能。 マザーベース管理 『MGS PW』同様、プレイヤー率いる部隊と拠点「マザーベース」の管理を行える。 部隊は戦闘班、警備班、研究開発班、拠点開発班、支援班、諜報班、医療班と分かれており、それぞれ役割が異なる。 戦闘班は傭兵として資金調達をする。スネークの代わりにプレイヤーキャラとして出撃することも可能。 警備班はFOB(後述)の警備を行う。 研究開発班は武器や装備を開発する班。1984年という時代相応のものから逸脱したものまで開発可能。 拠点開発班は資源の採掘・加工、マザーベースの増築を行う。 支援班はフルトン回収(*6)、作戦地域への物資補給や火力支援、現地語の通訳を行う。 今作のスネークは頭に破片が突き刺さっているせいで言語障害を起こしており、現地作戦地域に対応する通訳スキルを持ったメンバーが必要である。 諜報班は作戦地域における敵の位置や目的地、情報収集などを行う班。敵位置を特定してくれる心強いもので、レベルが高くなるほど精度と更新頻度が上がる。 医療班は負傷及び心的外傷性ストレス障害を抱えてしまった隊員を看る班で、レベルが高いほど早く完治するようになる。また、負傷した兵士の回収成功率も上がる。 隊員は『MGS PW』同様フルトン回収と志願兵を募ることで増やしていく。 隊員にはそれぞれ得意不得意の班が設定されており、EからS++までのランクで判別できる。 ただしオフラインプレイではS+以上の兵士は見つからず、オンラインプレイが必須となってくる。 その分野のランクが高い隊員を多く集めれば、より強力な班となる。 FOB(Forward Operating Base) 非対称型のオンライン対戦要素。 プレイヤーはマザーベースの他に前線基地(FOB)を建設できる。このFOBを舞台に、他プレイヤーと兵士や資源を奪い合う。 侵入者は甲板の最深部に辿りつくことで成功報酬を入手でき、さらに相手の隊員を何人か奪うことができる。 防衛者は侵入者を排除するか、制限時間まで守り切ることが目標。 防衛者は基本的には侵入されていることが発覚しない限り防衛出撃はできない。 核兵器を所有していると、一定数値以下の英雄度のプレイヤーには侵入されず、高い英雄度を持つプレイヤーに侵入されても即時防衛出撃可能になる。 しかし、慣れたプレイヤーなら防衛者が来る前に核を奪うことも可能なため過信は出来ない。サーバー上の核を全廃棄することで見れるイベントの存在が明かされて以降、核の争奪戦はますます激化している。 甲板に警備班の兵士が巡回している他、地雷や監視カメラなどといった警備装置も配備することができる。侵入側はそれらを掻い潜らなければならない。 本編のアフガンやアフリカとは違う閉鎖空間を舞台にしているうえ、アラートになると相手プレイヤーが防衛に来る恐れがあるため、一度敵に見つかると本編以上に立て直しの利かない不利状況に陥る。より慎重に、より大胆に行動することが要求される。 防御力の高いバトルドレスを着て特攻することもできるが、原則リトライは不可なので、むやみに突っ込むわけにも行かない。出来る限り未然に距離を詰める必要がある。 FOBの建設はストーリー上強制で班レベルを上げていくにも必要不可欠だが、自分から侵入しなければランクが上がらず、侵入されることもまずない。逆に、何度もFOBで戦ってランクが上がるほど他のプレイヤーから狙われやすくなる。 課金要素である「損害補償」を使えば、FOBによる被害をなかったことにできる。 また、どうしてもFOBを建設したくない場合はオフラインにすることで回避できる(*7)。 高グレード装備や追加装備の一部はFOB使用を念頭に置いた性能であることも多く、またオンラインイベントとして他プレイヤーの関わらないイベントFOBも登場している。本作のエンドコンテンツの一つと言える。 メタルギアオンライン3 『MGS4』に同時収録もされていた『メタルギアオンライン2(MGO2)』以来の続編。 進化したグラフィックに加え、新たなカスタマイズ要素およびシステムが備わっている。 クラス制 前作と異なり、プレイヤーはそれぞれ固有の装備・スキルがある「偵察」「重装」「潜入」の3つのクラスから1つを選んでキャラクターを作成する。 偵察クラスは遠距離からの狙撃や敵プレイヤーのマーキング能力に長けている。 重装クラスは移動速度が遅い代わりに高火力の武器を装備でき、体力も多い。 潜入クラスは体力が少ない代わりに移動速度が速く、ステルス迷彩やCQCを用いた奇襲に特化している。 キャラクターは後に追加が可能。試合開始前のブリーフィングにクラスを変更し、チームの構成の穴を埋めるようにする戦略も必要になってくる。 バディシステム 本編とは異なるシステム。他プレイヤー一人と組むことで、常にバディの状態や位置を把握したり、ゲージを消費してリスポン位置をバディの現在位置にできる。 一定の活躍をすれば戦闘中にバディのところへワープできる機能もあるため、離脱や奇襲、救援に駆けつけることが可能。 評価点 うまくマッチさせたオープンワールドシステム オープンワールド系のゲームにある採集システムをマザーベース内の資源として利用するようにしたり、ダンボールを利用したファストトラベル等が可能。 『メタルギア』の特色を残しながら、『GZ』以前の『MGS』シリーズにはなかったオープンワールドのシステムを上手く取り込んでゲーム性を高めることに成功している。 『MPO』以降、エリア制が主流になってしまったことによる弊害で潜入できるエリアがミッション毎に制限されて潜入方法も選択肢が狭められがちであったが、MGSVはルートや攻略方法の幅広さといった面での高い自由度を提示することに成功したと言えよう。 ミッション 救出ミッションや破壊ミッションなど、多種多様なメインミッションが用意されている。 「自由潜入」と銘打たれ、「潜入ゲームから潜入シミュレーターへ」と標榜されていただけあり、本作のミッションクリア方法は非常に幅広い。 「敵司令官を排除する」というミッションなら、敵に見つからない潜入を目指したり、重装備を用いて強行突破したり、遠距離から狙撃したり、ヘリで敵陣上空に強行突入するなど様々な方法がある。また、殺害以外にも無力化してフルトン回収でもクリア可能。 「特定の捕虜を救出せよ」というミッションなら、それ以外の捕虜を救出するかどうかはプレイヤー次第。達成すれば評価ボーナスや新たな情報を入手する事もある。 『GZ』同様、ノーキルノーアラートでなくともSランク評価は得られる。高評価を取得するうえでも様々な方法が存在するが、ややタイムボーナスに高得点の比重が寄っている傾向がある。 とにかくクリアしたい・Sランクを取りたいだけなら、手早くやればあっさり達成できることも多い。しかしその場合だと追加条件の「ミッションタスク」が埋まらず謎を残すような終わり方をするケースも多い。 本編やミッション背景などを詳しく知りたい場合は対象の敵をできる限り生かしたまま回収するなど、じっくりと取り組む必要がある。 プレイヤーがどういった戦法をとるかについてはその時の装備、所持する携行品、バディの性能によって変わってくる。フィールド上でもコストを支払えば、指定場所に物資を投下して装備セットを変更できるなど、柔軟に対応できる。 前述の通り強力な装備を使うにはそれ相応のコストが必要なため、無闇矢鱈によい装備を使えばいいというわけではない。 マザーベースからの火力支援やヘリからの援護射撃はかなり強力だが、これらを利用するとSランクは取れなくなる。 ミッション外でも敵施設(対空レーダー)の破壊、リソースの回収、人員の確保と、ミッションに備えてやれる事は沢山ある。戦術・戦略の立て方も幅広い。 より奥深く、シビアな潜入 広大なマップで自由潜入だから難易度が低いと思いきや、敵兵の巡回や配置がいやらしかったりする。 時間によって巡回するルートが変更する上、ツーマンセルを組んで行動していたりするため、頭を使う必要がある。 敵兵士の反応もこれまでのプレイ感覚の逆手を取るかのようで、1人だけ誘き寄せようとしたのに、わざわざ近くの同僚に声をかけて2人で確認しようとする、確認後、何らかの痕跡を見つけると、巡回ルートを外れて小走りにクリアリングを開始するなど。 未然にリスクを潰していくような動きが重要で、過去作でスネークが自ら語っていたように、偵察も斥候も自分でこなす必要が自然と生まれる。 舞台となるアフガンとアフリカはそれぞれ砂地の丘陵地帯、熱帯雨林のジャングルである為、砂嵐に乗じて敵を無力化する、激しいスコールのタイミングに合わせて気配を誤魔化しながら進むなど、細やかな工夫もできる(必要となる)為、歯ごたえ抜群。 また、本作では1つの地域の中に複数の敵の駐屯地や設備施設がある。派手に暴れると他の場所にも情報が伝搬し、隣の駐屯地から増援が来たり、潜入したい施設が一度ヘリで離脱するまで常時警戒状態になったりすることも。 本作では『MGS PW』同様、ストーリーの進行が長期にわたっているのだが、その過程で敵も学習するようになり、ヘッドショットばかり狙っていればヘルメット、催眠ガスばかり使っていればガスマスクを装備するなどの対応策をとってくる。 逆に、こちらも作戦前に戦闘班を派遣してこれらの武装の供給を断つことで、ある程度だけ対策も取れる。 進化したシステム 『MGS3』のキャプチャーシステムに似た要素として「薬効植物の採集」「野生動物の保護」が追加された。 動物保護はNGOから依頼されたもので、動物を回収していくとGMPと英雄度を獲得できる。 捕獲した動物はマザーベースの動物保護プラットフォームで自由に見物が可能。 薬効植物は麻酔系武器・薬品系アイテムの開発・使用に必要。双眼鏡などで覗きながら無線を送れば、その薬効植物がどんなものかを教えてもらう事もできる。 マザーベースのシステムも強化。 メインの基地だけでも相当の人数を収容出来る上に、FOBによって更に拡張出来る為、無能兵士を逐次解雇するような展開には陥りにくくなった。 さらに今作は派遣ミッションによって兵士のランクが成長することがあるため、少し程度のランクならば補える。派遣ミッション自体も戦闘班以外のスタッフが必要なミッションも多いので、成長させる機会は意外と多い。 志願、捕獲兵に関しても英雄度の上昇やシナリオ進行に伴って強力な兵士が出現しやすくなり、終盤のシナリオになればA~Sランクの兵士は比較的楽に入手できる。 また、今回はマザーベースを実際に歩いて回る事も可能になった。兵士に近づけば敬礼されたり、兵士同士の会話が聞こえてきたり、稽古と称してCQCを掛けてやると言った事も出来る。 兵士の会話も多様。ストーリーの進行に合わせ、キャラへの関心や逆に陰口、他愛のない会話から思わず吹き出してしまいそうなバカ話まで。近づくと気づいて敬礼してしまうので、物陰に隠れながら盗み聞きするのも一興。 『MGS3』にあった敵施設への破壊活動も再び出来るようになっている。 対空レーダーを破壊すれば敵拠点近隣のランディングゾーンが使えるようになり、基地のアンテナと通信装置(こちらは常時修理される)を破壊すれば発見されても増援を呼ばれることが無くなり、配電盤や電柱を破壊すると近辺の照明や監視カメラが機能しなくなる等、潜入を有利に出来るようになっている。 一部の設備(通信装置や移動式の電灯)を除いて、破壊された設備はマップを離れるまでメインミッションでもそのまま。これを利用し、あらかじめ潜入先付近の設備を破壊しておくことでミッションをある程度だけ進めやすくすることも出来る。 『MGS PW』で出来た事についても強化されている。 フルトン回収はアイテムにフルトンを選ばなければ使用できなかったが、今作ではボタン一つで手軽に行えるようになった。 また、今回は人間以外にも野生動物を、フルトンのレベルを上げれば銃座、コンテナ、車輌なども回収できるようになっている。 ただし、前作の様な状況や環境問わずの回収は基本的に不可能になっている。屋内で回収しても天井にぶつかるだけだし、悪天候の中で無理やり回収を図ると、回収そのものに失敗して捕虜や敵兵をロストする事もある。 補給支援や援護も『MGS PW』では専用の装備が必要だったが、今作では端末から座標を指定するだけで行える(*8)。 シナリオのテーマ性 今作のシナリオは「テーマ性」という意味では非常に響くものである。 人種、言語、民族浄化など、現実の現在にも連綿と連なり続ける対立を、戦場とその真ん中に立つ傭兵いう視点から描く。 ムービーこそ少なくなったが、ブリーフィングのテープや特定のミッションで敵兵の話をつぶさに聞いていくと、報復の連鎖が巻き起こす惨状、それを利用する黒い影等、フィクションに留まらない陰鬱な実情が描かれている。 それはプレイヤー側の陣営でも同じであり、報復をしようとするキャラクターと、報復を捨てたキャラクターの描写が丁寧に描かれており、どちらがいいのかという部分で考えさせられる。 スネーク達の報復にしても、これまでどことなく漂わせていたヒロイックさなど皆無で陰湿かつ残酷に描写され、カタルシスよりも失った物やかつての生活はもう戻ってこない事を強く認識させ、虚しさを残すようになっている。 偶然にも発売一か月後に現実にテロが発生し、いままで対立関係にあった国が「報復」という言葉で一つとなり、共同作戦を行う事態になった。 敵キャラであるスカルフェイスが唱える「報復関係から生まれる平和」が、痛々しくも起こってしまっていることを肌で感じずにはいられなかっただろう。 本作のテーマである「言語」は、ミッションでも度々敵兵士の会話として感じることができる。 身を案じていても、相手は侮蔑を浴びせられたと思いすれ違いが生まれてしまう演出など、切ない。 一方でシナリオは本作最大の突っ込み所を数多く孕んでもいる(後述)。 BGM BGMは楽曲の質もさることながら、場合によってリアルタイムに変化するなど演出面で効果的に使われている。 今作のボーカルテーマ曲『Sins of the Father』などは人気が高い。 過去作品に引き続きウォークマンを装備しており、音声や楽曲が収録されたカセットテープを各所で入手すれば好きなときに聴くことができる。 またゲーム内当時である1980年代洋楽やシリーズ主要曲が数多く収録されており、これらも自在に流すことができる。 戦場で入手できるカセットの中には動物の鳴き声や「敵を倒した」という声が収録された特殊なテープもある。これをNPCの近くで再生すると…。 Win版はカスタムサントラ機能も搭載している。 賛否両論点 『MGO2』→『MGO3』の移り変わり コミュニケーションの幅が狭くなってしまったのは前述の通りだが、仕様変更に伴って良い方にも悪い方にも捉えることができる。 今回の『MGO』は本編同様に体力ゲージが存在せず、自動回復制。 姿を晒す危険性の増大と冗長気味になってしまう銃撃戦が少なくなり、リスポーンシステムの変更もあって展開の早いものになった。 前作『MGO2』では被弾時に0.2~3秒程度の長い無敵時間が存在していたが、今作では撤廃された。 今回は胴体に弾を数発当てるだけで素早く倒せるようになったため、ヘッドショットの重要性が下がった。その結果複数人が逆に不利になるという状況もなくなり、結果的に漁夫の利を獲得する色が強くなった。 これにより前作ほどヘッドショットを重視しなくてよくなったものの、従来のMGOファンからはあまり評判は良くない(*9)。 ただ、アップデートによってヘッドショット時の威力増加、頭部以外のダメージ低下パッチが適用されたため当初よりヘッドショットを積極的に狙う旨味が増えたとは言える。 ただし敵を倒す難度が下がったことで姿を晒す危険性が増え、『メタルギア』らしくプレイに慎重さが必要になった面もある。 クラス制によりプレイヤーの行動が個性となることが難しくなった。 体力は多いが足の遅い重装クラス…といった具合にそのクラスにおける最適な動き方が求められ、プレイスタイルの自由度が狭まった。 キャラクター自体に個性が備わったため、否が応でもその個性を演じなければならない。これは試合内容のバリエーションを豊かにしているとも言える。 ただ、初期はクラスごとのゲームバランスが酷いものだった。特に潜入クラスのステルス迷彩を用いた突撃戦法が非常に強力であり、「ステルスジュードーオンライン」などと揶揄されたほど。 現在はアップデートにより多少はマシになったが、それでもバランスはお世辞にも良いとは言えず、半年経たずしてオンラインは過疎気味。 キャラメイク機能に関しても自由度が少ない。装身具はただでさえ種類が少ない上にクラスごとに分けられており、髪型は男女ともたったの3種類。 服装の色変えなども一部課金が必要。そのため対戦では同じような外見のキャラクターと大量に出会うことになる。 ただし、顔に関してはかなり細かいところまで設定できる。 他にも武器、マップ、ルール、ユニークキャラクターの数など改善の余地のある要素が多い。 バウンティハンターというルール(前作のチームデスマッチに相当)では敵を殺害したプレイヤーに「賞金首ポイント」が1つ増加される。これが6つ以上ある状態で敵を殺害すると強制的にマーキング(位置がバレる)されるという仕様になっており、議論の的になっていた時期があった。 この賞金首ポイントが溜まった状態で敵にフルトン回収されると、溜まったポイント分相手のチケット数が増えてしまう。つまり敵を殺せば殺すほど戦犯になる可能性が上がるという仕様だった。 さらにはこの一発逆転要素であるフルトンを簡単に出せる「フルトンパンチ」なるものが潜入クラス専用のアビリティとして用意されており、こちらも重装専用の催眠グレネードランチャーなどと合わせて過疎化を促す要因となった。 本編で登場している「ウォーカーギア」も『MGO3』のマップ上に配置されているが、その強力さ故に賛否両論であった。一応アップデートにより多少は弱体化されている。 前作『MGO2』のように継続的なアップデートがなされていく兆しがあったため、今作もいずれは快適になるだろうと期待するユーザーも多かった。 しかし現在はDLCを全て収録した完全版が発売され、『MGO』公式Twitterも数年以上新規ツイートなし。そのうえ新作である『メタルギア サヴァイヴ』も2018年に発売された為、今後新たな要素がこちらへ追加される可能性はほぼないと言っていい。 主にヘッドショット周りなど、ユーザーと開発それぞれが想定していた『MGO』に対するゲームデザインに乖離があり、開発側が無理にユーザーの意見を取り入れたためにアップデートがされなくなった、と考えられなくもない。 『グラウンド・ゼロズ』時点で従来のMGSにはなかったダッシュ操作があり、ダッシュしている敵に対してヘッドショットを狙うのは難しいために、今までの『MGO』とは違いヘッドショット重視のゲームにはしたくなかった意図が汲み取れる。 サービス開始当初は、気絶や催眠状態の味方を格闘(蹴り)で起こせていたが、アップデートで特定ボタンを入力することで専用モーションが発生し、起こせるようになった。1回の蹴りで即座に起こせるのが問題だったのに、本編になかったモーションを追加してまで起こす方法を変えたのには疑問が残る(*10)。 冒頭で「良い方にも悪い方にも捉えられる」と書いたが、サービス開始直後からの急速な過疎化を見るに「悪い方に捉えた」ユーザーの方が多かったのは紛れもない事実であろう。 問題点 シナリオ 今作最大の問題点にして、当初の高評価だらけの状態を瞬く間に変えてしまった原因。 これを切っ掛けにして「未完成疑惑」まで浮上した。 端的に言えば物語はいわゆる「打ち切りEND」と取れる構成になっている。 + ストーリーのネタバレ注意 今作はチュートリアルの序章を除けば2章構成だが、2章ではメインストーリーのボリュームが激減し、最後はかなり唐突に終わりを迎える。 1章「報復」は新たなマザーベースの下で組織を立て直し、9年前に旧マザーベースを襲撃したスカルフェイスに報復を遂げるまでを描く(*11)。 2章「種」はスカルフェイス亡き後も暗躍を続けるサイファーを追ううちにマザーベースにある悲劇が起きる、というところで脈絡なく最終ミッションが登場しそのままエンディングとなる。 直前の「悲劇」を描くミッションと最終ミッションにはストーリー上のつながりが全くなく、かなり困惑させられる。 さらに、2章は全19ミッションからなるが、うち12ミッションは1章ミッションの高難易度版、もしくはノーアラート強制。この水増しや唐突な最終ミッションなどを根拠に未完成の疑いを強めた。 また、2章は漠然とメインミッションを進めているだけではエンディングまで辿りつけず、たびたびメインミッションが追加されなくなる状態に陥り、物語の進行が止まる。 2章の進行に高難易度版などの水増しミッションは必ずしもすべてクリアする必要はなく、黄色のサイドオプスとテープの聴取でフラグを立てていくつかミッションをこなすことで出現するという配慮を取っていたが、進行の条件が分かりづらくテンポが悪いとされた。 今作は「悪に堕ちる」というキャッチが示すように、ビッグボスが如何にして決起に至るのか(どのように初代メタルギアに繋がるのか)が描かれることが示唆され、ユーザーの期待は高まっていた。 + ネタバレ注意 だが本編中で悪堕ちを大きくフィーチャーするイベントは特にない。これのせいでますますキャッチコピー詐欺 未完成の疑いを強めている。本作はビッグボス本人の描写が全くと言っていいほど存在しない為、結局「アウターヘブン蜂起」に至るまでもうやむやに。 主人公であるヴェノム・スネークについても「悪に堕ちているか?」と問われると微妙。殺伐として無愛想な雰囲気を持つスネークではあるものの、殺す必要のある子供を助けたりDDのスタッフに対する気遣いを考慮すると「根は優しい」と評するプレイヤーも少なくない。あまつさえ子犬を拾ったりとやってることはまともな人間である。 もっとも、当のビッグボスも『MG2』で戦災孤児達をザンジバーランドに住まわせていた為、ヴェノムもこうするのは必然的ともとれる。 英雄度の下がった、人を殺し続け、核を幾つも所有する血塗れの鬼スネークが「悪に堕ちる」と言う事なのだろうか… ただし、ストーリー上で分かりやすく非人道的な行いをするイベントがないというだけであり、悪に堕ちてはいる。それというのも今作のプレイヤーの軍隊は過去作のような「世界平和の為」などの大義名分付き依頼ではなく単純に各クライアントの軍事行動を支援する依頼を受けており、プレイヤーがノーキルを貫いた場合でも間接的に多数の人命を奪っている。要は金の為に見ず知らずの人間同士の殺し合いに肩入れしている(*12)ということであり、 XOFを討伐対象として出撃したミッション以外は道義的に真っ黒である。 ポスターなどには「メタルギア最大の謎に決着が付く」などという宣伝文句も書かれたが、決着以前に謎に触れられもしない。 むしろ本作と『GZ』で初出の謎が増えすぎて『PW』で広げた風呂敷を更に広げた挙句回収しきれていないように思える。 実際に謎の提示と種明かしが行われるのは、本作のエンディングで初めて出てきたポッと出のものである。 そもそも『MGS4』の時点で過去作の謎の種明かしは殆ど行われていたので「最大の謎」など在って無い様なものだったのだが…。 強いて言うならザ・ボスとの決着以降袂を分かったにもかかわらずなぜ『MG』でわざわざFOXHOUNDに戻り総司令官の任についたのか、という顛末が残っていた大きな謎といえなくもないが、結局今作がそれに踏み込んだものだったとはいえなかった。 後は『MGS3』後に突如豹変したかのような描写が過去作でなされていたゼロ少佐や後々ビッグボスと対立するカズの事が謎なのだろうか。そちらもクリア後にやっと触れられるだけなので消化不良感が否めないが… 物語の途中ヒューイの発案で、バトルギアなる新兵器が開発されるが…。 完成しても話に絡まないどころか自分で使うこともできず派遣ミッションに出せるだけだった為、肩透かしを食らったプレイヤーが続出した。 Win版の解析によって搭乗可能な兵器として使える予定の可能性があったことが明らかになっている(*13)。 海外の攻略本のインタビューで小島はこれに関して「正直な所、計画では実際のフィールドで使用出来る筈だったが、テストセッション中に(バトルギアが)ゲームのバランスを乱すのに気付き消去した」と答えている。 このゲーム性での再調整に足る時間はなかったであろうことを推測するに、やむを得ない理由ではある。 初期PVから登場し話題になった「燃える男」はサイドオプスでかなりあっさり退場する。 + ネタバレ注意 これはヴェノムが影武者であることの伏線ではあるのだが、消化不良感がある。 また、正体は大方の予想通り『MGS3』のヴォルギン大佐だが、強引に出番を作った感が否めない。 とあるキャラクターが離脱して以降の経緯がゲーム中では明かされない。 これは初回限定版などに付属している特典映像に出てくる他、トレイラーでもそれらしき映像があった。要するに重要部分が本編から削られている。 特典映像にはご丁寧に「完成度30%」とテロップが入れられていたり、本編では活かされなかったヴェノム・スネークの色覚障害の設定がこのミッション中の重要なシーンで使われていたりと、これまた未完成の疑いを強めることになった。 Win版の解析によってこのミッション発生のフラグらしきものが存在することが発覚したが、現時点ではこのフラグを立てることができるかどうかは判明していない。 第三の子供はご都合主義の塊。本作における本筋以外の事象の多くは大袈裟に言うと「不思議な少年の超能力」で説明を丸投げしている節がある。 + ネタバレ注意 少年イーライ(後のリキッド・スネーク)がマザーベースに保護された子供たちに反乱を起こさせた。 ヒューイの行動もあってメタルギア・サヘラントロプスをイーライが奪取。第三の子供(後のサイコマンティス)の超能力によって稼働可能になったサヘラントロプスに乗り、マザーベースのヘリパイロットを人質として子供たちとともにどこかに去ってしまった。 これ以降、イーライ及び第三の子供が物語に絡んでくることはなく、エンドロールの手前で流れる年表で唐突にイーライが「蠅の王国」なるものを作り上げていたことが明かされる。 ただでさえ結構な中盤でイーライが登場し、そして色々な事件を巻き起こしていたにもかかわらず、なにも描かれないままフェードアウトである。 さらに、サヘラントロプスを動かすなどスカルフェイスの計画で重要な役割を果たしていた第三の子供がイーライと共にフェードアウトしていってしまうという、なんとも打ち切りのような描写にユーザーから不満が噴出した。 なお、存在が発覚した結末部分についても「作中で猛威を振るったスカルフェイスの切り札にイーライも寄生され死に瀕するも、サイコマンティスの超能力で治る」という強引さを感じる展開が存在する。 後のリキッドを死なせるわけにはいかないのは当然ではあるが…。 物語とは関係ないが、イーライは服の背面に「液体人間」とデカデカと筆書きされた不自然なデザインをされている。 鋭いプレイヤーなら気づくし、そうでなくても前述したように「イーライ=リキッド」という確定情報はゲーム中に存在する。この過剰なアピールは本当に必要だったのだろうか。 シリーズおなじみの単なる小ネタなのかもしれないが、殊更にシリアスを押し出した本作では明らかに浮いている。オマケ要素ならまだしも。 ヴェノム・スネークと結末について + ネタバレ注意 物語冒頭の病院からプレイヤーが操作するキャラクターは、実はビッグボス本人ではない。 パスの体から麻酔無しで爆弾を摘出し、爆発からビッグボスを身を挺して守ったメディック(衛生兵)が今作の主人公。端的に言ってしまえば整形手術と暗示によって影武者に仕立て上げられた赤の他人である。 ラストは、洗面台の前でメディックがビッグボス本人からの「俺たちは2人でビッグボスだ」というメッセージが録音されたテープを聞いて自らの正体を思い出し、笑みを浮かべる。その後少し時間が経過し、銃声が鳴り響く中血塗れのヴェノムが再び現れ、鏡を叩き割るシーンで幕を閉じる。 本物のビッグボスがどこで何をしていたかはわずかに描かれるのみである。声だけのカセットテープとイシュメールとして顔を隠しているシーンを除けば本物のビッグボス出演シーンは約1分ほどしかない。 どの時点でヴェノムが影武者であることが明かされ、本物のビッグボスの物語が始まるのかという部分が注目されていたが…実際には本作はヴェノムが影武者であったことが明かされた時点でストーリーが終わる。 本作が章構成であったことから、2章ラストでヴェノムの正体が明かされた後、本物のビッグボスの物語を描く3章が始まると予想したプレイヤーが多かったが、実際にはストーリーは2章で終了。 実際にも、PC版の解析により3章の開発痕跡が存在していたことが発覚しており、本来はここでビッグボスの物語を描く予定があったとも言われている。 ヴェノムが影武者であること自体は予想はされていたが、本作のシナリオは「最初から影武者であることを匂わせつつ、驚愕の事実であるかのようにその点を明確にし終了」でしかない。 その為、結果的に「影武者」や「入れ替わり」といった一連の演出やシナリオ構成そのものも疑問視されるようになってしまった。 冒頭の病院でヴェノムは「敵の目を欺くために顔の整形手術を行う」事を告げられ実行されるが。 これはキャラエディットでもあり、演出を兼ねた上手い手法…の様でいて重大なミスがある。 ヴェノムと述べた通り、彼は影武者である。つまり整形の結果はビッグボスの顔、エディットしたのは元の顔となる。実は場面が自然に入れ替わっておりミスリードとなっている…という様な事もない。 一方のイシュメールこと本物のビッグボスも、整形手術を受けたかのように顔面が包帯で覆われているが普通に素顔のままである。 結果的に意味のない演出となってしまった。 序章では「ビッグボスからメディックへの整形手術の直前で襲撃される」だったシーンが、『世界を売った男の真実』では「メディックからビッグボスへの整形手術の直後に襲撃される」というシーンに改変されている。序章の描写は自分をビッグボスだと思い込んでいるヴェノムの妄想で、そのシーンを客観的に描いたのが『世界を売った男の真実』という構造になっている。……というのがあのシーンの一応の説明なのだが、『世界を売った男の真実』の全体を通した描写はヴェノムの妄想を完全に排除した客観的なものとは言いきれない部分があり、叙述トリックとして不完全である点は否めない。 「この物語(サーガ)も伝説も俺達で創った」「ありがとう友よ」と言ったメッセージ内容、自分で決められるメディックの素顔と誕生日を考察するとメディック=プレイヤーという構図が明らかである。 録音テープのメッセージは「これまで『MGS』シリーズをプレイしてこのシリーズを支えてきてくれたプレイヤーに対する、『スネークからの感謝の言葉』」である。 本作は「これまでのシリーズを追体験していったプレイヤーの分身であるメディックが『ビッグボス』に相応しい人間へと成長する過程を描いた物語」であったと取れなくもないが…(*14)。 「『TPP』冒頭にキャラクタークリエイトを行うようにしてしまった為、必然的に『GZ』でわずかに確認できるメディックの顔とは異なったものになってしまう」「この手の手法は最初にやってこそ意味ができるのに実質途中からの挿入」といった事情により、プレイヤーとキャラクターの一体感を阻害しており、演出としては空振りしているとの意見もある。 また、これによって『MG』でラスボスとして立ちはだかったアウターヘブン統率者であるビッグボスはヴェノムであり、当時のFOXHOUND総司令官であった本物のビッグボスとは別人だったという後付け設定が加えられた。 だが、この点についても『MG2』や『MGS4』でのビッグボスの発言を考えると必要な設定なのか疑問が残る。 『MG』は公式でパラレル扱いのため大まかな矛盾を目をつぶることはできるが、『MGS4』において「ソリッドはFOXHOUNDにいたころに総司令官であるビッグボスから直接訓練を受けてCQCを習得していた」と語られている。 その為、パラレルであることを考慮しても、五体満足のビッグボスと面識があったソリッドの前に角を生やし義手を付けたヴェノムがビッグボスを名乗り偽物として立ちふさがっていたことになる。ソリッドからすると不自然極まりない光景だったのではないだろうか? 『MGS4』小説版では「元々CQCを会得していなかったが、オタコンのハッキングなどによりCQCの技術を手に入れた」とされているため、こちらの設定が部分的に採用されているのかもしれない。 『MGS4』本編においても、ヴェノムの存在について一切言及されなかったのは、矛盾とはいえないまでもやや不自然。後付けだからと言ってしまえばお終いだが。 一応フォローすると、後の『MGS4』におけるビッグボスの自責の念やメディックが後に初代『メタルギア』においてソリッド・スネークに殺されるビッグボスを演じる構造などは、『MGS3』でのザ・ボスとの関係性にも重ね合わせることも出来、その虚しさなどを感じる構造になっているとも言えなくはない。 つまりメディックがビッグボスを演じたことで、本物のビッグボスは『メタルギア2』におけるザンジバーランド形成に専念することができたという「忠」を尽くした構造にもなっている。 また、ヴェノム自身に魅力がないわけではなく、鬱憤のたまったスタッフ同士の私闘を自らの体を犠牲にしての仲裁、志半ばにして散っていった死者への弔い方法など元スタッフとしての視点でまた異なったカリスマ性がある。 兵士としてのスペックについても「MSFの兵士の中でも最も優秀な男だった」とビッグボスが語る場面がカセットテープに録音された会話として登場している。 『MGS4』にてソリッドがビッグママ(EVA)から愛国者達の成り立ちについて聞かされている時に、ビッグママは「ゼロが真実と虚構を織り交ぜながらビッグボスの物語をばら撒いた」と述べているので、この部分がヴェノムの存在に関して伏線を張っていたのではないか、という考察もある。 また、この最終ミッションはゲーム的にも問題がある。 病院での顛末のネタばらしという構成上序章をほぼ丸ごともう一度やらされるのである。 違うのは最初と最後(*15)、そしてミッションタスクだけで、ミッション自体は序章の病院脱出までと全く同じ(*16)。これには基本操作説明も含まれる。 序章はいわゆるチュートリアルであり、導入部故に演出も長い為、そう何度もプレイしたくなるようなものではない。 せめてイシュメール側の視点にしてヴェノムを助ける展開をプレイできるようにした方がよかったとの声も。 + 『PW』で新登場したキャラの扱い アマンダはFSLNとしてニカラグアの革命を成し遂げており、祖国では英雄的扱いを受けている。 ただし、今作にて親族が全て死亡した事が確定したのである意味革命に対する「業」を背負って生きているとも言える。 セシールは『GZ』の核査察前にフランスに帰国、『TPP』では一切の絡みなしで平和に暮らしていると思われる。 チコよりも杜撰な扱いだが、彼女は元々あくまで一時的にマザーベースに保護されていただけのただの一般人なので当然の扱いではある。 チコはヘリの墜落で死亡済。死についてはスネークの「チコの死は何だったんだ」の一言で済まされる。 これはチコの死からは作中ですでに9年経過していることを考えると仕方ないのかもしれない。 ただし、テープにてカズが頻繁に少年兵の回収を依頼したり反乱の兆しを見せても強硬手段を取れない理由の一つとして、チコを死なせてしまった事がトラウマになっている事を思わせる内容があるので完全に無意味ではない。 一方で『GZ』冒頭でスカルフェイスの口から出た、チコの「裏切り」は有耶無耶になる。 何処からか流失したテキストファイルの中にはこの台詞の補完として「※チコは実際には生き残り、ザイールに行き着いているが、ミラー達からすると消息不明。この後、ザイールにチコを見つけたアマンダから、チコ抹殺の依頼が来ることになる。」と記されており、再登場する予定だった模様。 このザイールという国は『PW』のカセットテープでもチコが行きたがっていたコンゴの事である。 後に発売された設定資料集でも「unused (未使用)」と記された上で大人になったチコの設定画が掲載されている。 また同じファイルの中にはチコ(ウォーカーギア)という謎の単語も出てきている。海外版の解析でもウォーカーギアへの呼びかけボイスをまとめたファイルの中に何故か「チコ!」という呼びかけが一緒に入っている事が判明しており、チコがウォーカーギアに乗る、もしくはチコがウォーカーギアと何らかの形で一体化する案などもあった事が予想される。 パスは『GZ』ラストで死亡したと思われていたが発売前トレーラーでまさかの生存が確認され話題になっていた…が実際にはやはり死んでおり、トレーラーやイベントに登場したパスはヴェノムの願望から見えた幻覚だった。 ヴェノム本人の深層心理が具現化したものらしく、彼女の言動こそが素のヴェノムに繋がっていると言える。ちなみにヴェノムの身体には人間の骨がいくつか刺さっており、これは恐らく目の前で爆発したパスのものと思われる。 一連の場面はかなり切なく、イベント全クリアした後に手に入るテープの内容は本作屈指の涙腺崩壊もののテープと言われる。このテープを聴いてから『MGS PW』の恋の抑止力を聞くと、色んな部分の歌詞への感慨が変わってくる。 ヒューイは『GZ』で勝手に核査察を受け入れたり、MB襲撃直前にストレンジラブがマザーベースを離脱していたり、怪しげな行動をとっていた(*17)が、結局ヒューイが『GZ』でマザーベースを崩壊させた戦犯である事がほぼ確実となっている(*18)。 さらに、前述した2章後半での「悲劇」も彼が引き起こしたもの(*19)である。作中で悪役であるスカルフェイスにまで「腐った男」呼ばわりされるなど、かなりのクズキャラになってしまった。 『MGS PW』を含め『GZ』終了から『TPP』開始までの約10年間に、一体何が彼をこれほどまでの狂人に豹変させてしまったのかはイベント、テープを含め一切語られない。 『MGS PW』で「核を嫌悪する科学者」「自身の発明した兵器に責任を持つ男」「息子達(ソリッドとオタコン)さながらの軽妙な掛け合いを見せる」という彼に好感を抱いていたプレイヤーを幻滅させることとなってしまった(*20)。 そもそもプレイヤー視点だとヒューイに関しては拷問や身勝手な発言をするだけのシーンしか見る事はできず、悪行そのものに関しては事後報告やテープでしか語られない事、追放後のカズのテープ内容(*21)を考慮すると、カズは最初からヒューイを許すつもりはなくスカルフェイスの情報と技術目的で救助し、たとえ悲劇が起こらずDDに協力する姿勢を見せても用済みになったら9年前の報復対象として殺すつもりだったと考察するプレイヤーもいる程である(*22)(*23)。 ただしヒューイ側も問題行動は実際に多く、特にサヘラントロプスの隠し場所や声帯虫の正体を最初から知っていたにもかかわらず隠していた件は完全にアウトであり、これだけでも利敵行為と見なされても仕方がないという声もある(*24)。 元々彼がDDに再び接触してきた理由も、スカルフェイスの元での立場が危うくなってきたのでDDを通じて亡命したいというこれまた勝手なものである。 また一方で、『MGS2』の時点で息子であるオタコンの口から晩年のヒューイが息子に対して愛情を全くかけず最終的には娘を道連れに無理心中を図るようなろくでもない親に成り果てていた事が、既に設定として明言されていた為、PW以降のヒューイが人間として狂い堕ちるところまで堕ちるという展開そのものについては、規定路線として最初からそうなるであろうと予想していたファンも多かった。 そもそも『MGS PW』の時点で、核や核武装やそれを可能にする兵器そのものに対し「抑止」という前提の上でなら肯定的であるなど、息子のオタコンとの思想の違いは明確に描かれていた。 またスネーク達に協力した動機も、オタコンのような「自分が作った兵器が悪用される事への責任感」よりも、どちらかと言えば「自分が作った兵器が自分の意に反した使われ方をする事への反発」が強く、自分が作った兵器自体への危機管理意識や認識もどこか甘いなど、当時からヒューイの人間性や科学者としてのあり方や考え方をオタコンと比較して疑問視するファンは少なからず存在した。 ストレンジラブは『GZ』ラストの年表でマザーベース崩壊後の生存が確認されていたが、『TPP』以前にヒューイによって(これもどこまで故意だったかは不明なものの)結果的に死亡していた事が今作終盤で明らかになる。これもいくらなんでもあっけなさすぎるという声も。 ただしママルポッドから発見されたストレンジラブの遺言のテープそのものはザ・ボスへの想いやオタコンへの母親としての想いや愛情を強く綴ったものであり、シリーズファンなら必聴である。 そしてこのテープのおかげで作中での存在感もちゃんとある。 演出 『MGS4』までの反動なのか過去作と比べてカットシーンが極端に少なく、重要な事項もカセットテープという形で音声のみで語られることが多い。 ストレンジラブ博士の最期のシーンやゼロ少佐を描いた『MGS3』ファン感涙の人気シーン等のムービーにして欲しかったというテープも多い。 以前まではゲーム進行に合わせて流れるようにシナリオが進行していくのもシリーズの特徴だったが、その演出とゲームデザインの噛み合わさった巧みな構成もなくなってしまった。 意図を理解し難い演出。 全体的に想像させることを目的としたような「無言」「間」「迂遠な表現」が多い。カットシーンの大幅減少といった変更との食い合わせの悪さも相まって、結局何だったのかがよくわからないという場面が散見される。 その最たるものが序章。「イシュメールと共に車で燃える男から逃げていたら背後で大爆発。天高く吹っ飛んだ消防車やら人間やらが降ってくる」「巨大な炎の鯨が現れヘリを飲み込んで撃墜」「燃える男が炎の天馬に乗って天を駆けて追ってくる」「馬で逃げていたら何故か都合よく目前で落雷が起こり地面が崩れ転落」というコメントに困る怒涛の展開になる。 これらの現象は一応ちゃんとした理由付けがされているが、それらがイベントとして説明される事は無く、背景を追おうとしなければ謎の演出で終わる。 「スネークは頭に負った大怪我の後遺症のために存在しない物が見えることがある」というのがその理由。しかし、演出を過剰に盛る必要性はやはり薄いだろう。 過去作に比べて残虐な描写が多め、また妙にホラー系の演出が目立つ。 過去作でも流血や拷問といった描写などは普通にあったシリーズだが、今作の場合はストーリーの都合、また質感が向上したこともあり若干人を選ぶ方向性になってしまった。 前作『GZ』でも所々にそのような描写が見られたが、この辺りは技術進歩の功罪でもある。 海外版では規制が緩く、日本国内版以上に残虐描写が前面に出ている。 マップ移動が寂しく、回数が多い オープンワールド化によって自由潜入が可能になった一方で、拠点から拠点までの道中が寂しすぎる。 拠点以外のところは植物や動物がいるぐらいで、敵兵は巡回車両や捜索中の者以外ほぼいない。そのため拠点以外の場所は基本的に移動する以外にやることがない。 細長いミッションエリア指定(*25)が行われているミッションが多く、それらのミッションでは進行ルートの選択肢が乏しい為オープンワールドを標榜する前の作品である『MGS4』などとやっている事があまり変わらない。 元々ミッション数が膨大なこともあるが、ミッションの種類がある程度限られる上に移動するマップがわびしいため、一通りミッションが出そろった後の第二章から、所謂作業ゲー感がかなり強まるという指摘がある。 もっとも、敵兵が各地に配備されて密度が上がってしまうと、今度は難易度が上がってしまったり車や馬を使いにくくしてしまうので、一概に批判できるものでもないのだが。 ある意味、潜入場所での行動範囲が今作並みなら事足りたともいえる為、何でもかんでも「オープンワールド化」すればゲーム性があがって面白くなるわけではないという証明となってしまった。 根本的にはMGSシリーズの警戒・発見状態の仕様やキル数・アラート数が評価に影響するシステムがオープンワールドと相性が良くなかったことに問題があるといえる。たとえば後年のオープンワールド型『アサシンクリード』シリーズであれば街道を巡回する敵に発見されても倒すか振り切ってしまえばよいが、本作では邪魔な障害物になってしまうのである。 各拠点の配達施設で送り状を入手すれば移動時間の大幅なカット(いわゆる「ファストトラベル」システム)もできる(*26)。 シリーズお馴染みの段ボール輸送であるが、大抵の配達施設は各拠点の内部にあったり、外部にあっても見張りの兵がすぐ近くにいることが多い。その為移動する労力、時間を省略しようと「ファストトラベル」すると「ファストトラベル」する為に「潜入」する(時間、労力をかける)必要があり、煩わしさを感じることも。 また、この送り状の配置も総じて気づきにくいか利用に手間がかかる場所にあり、プレイヤーによってはこのシステムに気づかない場合もある。 高さ10センチくらいの小さな段差に引っ掛かり、進めず迂回する羽目になる事がたまにある。小岩の中にも、登れるものとそうでないものの見分けが付きにくい物があり小さなストレスの原因となりうる。 段ボールや乗り物を使えば強行突破できる場合もあるが、根本的な解決になっていない。 オンライン開発 アップデートによってリアルタイム経過で開発が進む「オンライン開発」での高性能装備が追加されたのだが、開発にはかなり高い班レベルが必要。 無料で建設できるFOB1だけではかなり厳しく、課金してFOB2,3を購入する必要がある。 開発時間も長く、10日以上かかるものもある。短縮するためには課金が必要だが、装備の数も多いためかなりの額になる。 MBコインを使わせる、すなわち課金させるためのものだと受け止められても仕方がないほど。 ただしMBコインはデイリーログインボーナスでも少量ながら入手可能であるため、無課金でもFOB2以降は時間はかかるがこまめのログインで建設可能な額ではある。 進行不可能になるバグがある 初期版では蝶のエンブレム(Front)を使用しているか、クワイエットとの親密度をエピソード29か42で最大にしてクリアすると発生。修正パッチは配信されているがオンライン環境がない場合は注意が必要。 また、Win版での症状として少年兵をトイレに隠すと消えてしまうバグもある。入れた判定はそのままだがトイレから出そうとしても操作不能になる。予防としては少年兵をトイレに隠さないこと。 このほかにも進行に必ずしも影響はしないが、一部の開発資料を手に入れてミッションクリアしても資料を入手していないことになっていて、元の場所に戻っても無くなっているなどのバグが存在した。修正パッチは配信済み。 時代錯誤なオンライン周り(『MGO3』) 当初はオンライン対戦が可能になってかなりの時間が経っているのにもかかわらず、ホストのログアウトで次のホストへ引き継ぐ機能が備わっていなかった。 現在は修正され、ホストは引き継がれる。この際途中抜けしたホスト以外のプレイヤーの戦跡、経験値が反映される。 テキストチャットが打てない。無線が少ないといったコミュニケーションまわりも前作から劣化している。アップデートで一部コミュニケーション機能が強化された。ただし新規追加無線についてはボイスはなし。 総評 大規模なオープンワールドとステルスゲームを組み合わせた今作は、リリース当初はその没入感や緊張感などゲーム部分を高く評価され、発売を待ち侘びたファンに称賛と共に迎え入れられていた。 だが、発売前に提示されたコンセプトとは異なる中途半端な物語によって「未完成」の烙印を押され、その評価は大きく変動してしまった。 「自由潜入」を主軸としたゲーム性そのものに関しては高く評価するプレイヤーも多い。 しかし、今までのシリーズにあった奥深い"物語"を求めるファンにとっては、シリーズ最終作として不満の残る出来になってしまった。 本作におけるどの部分を重要視するかによって、プレイヤーの評価は大きく変わっていくことだろう。 スカルフェイスの思惑、言葉を持たないクワイエット、復讐に燃えるカズ、そして…"ヴェノム"の名を冠し再び現れたスネーク。 ダークで、考えさせられるキャラクターたちの荒んだ思想と結末は、今作を様々な意味で象徴していると言っても過言ではないだろう。 余談 『MGS PW』のノベライズを手掛けた野島一人氏によるノベライズ版も角川文庫から発売されている。 ノベライズ版オリジナルキャラクターとしてレナード・ルインという隊員が登場しておりヴェノムやその周囲の関係性やダイヤモンドドッグズという組織そのものが一兵士の視点からも客観的に描かれている。 一方で、本編では感情表現に乏しかったヴェノムやセリフがほとんど無いキャラだったクワイエットなどをはじめとした主要キャラ達の心理描写や顛末も丁寧に描かれておりファンからの評価は高い。 ただし『GZ』及び『蠅の王国』の内容は軽く触れられる程度。蠅の王国に関してはどこまでシナリオが完成していたのかも不明瞭なのでやむを得ないが。 本作のストーリーはジョージ・オーウェル著の名作SF小説『1984年』から特に強い影響を受けており、本作の舞台も1984年である。 この影響が強く出ている(と言われている)のが2章および登場人物の1人であるヒューイに関連したストーリー。核心部分のネタバレとなるためここでは触れられないが非常に興味深い考察をしてる方もいるため、興味があったら探してみよう(*27)。 またハーマン・メルヴィルの小説「白鯨」からの影響・引用も見られる。ファンによる考察や矢野健二氏のインタビュー記事に詳しい。 本作は当初、シリーズ名と発売・開発元を伏せ「Moby Dick Studios」名義で『The Phantom Pain』トレイラーを『METAL GEAR SOLID GROUND ZEROES』トレーラーの同年末に発表していた。 この他にも小説「蝿の王」「闇の奥」や、カセットテープにも収録されているデヴィット・ボウイの楽曲等、20世紀のファクターを多く反映させている。 国内と比較するとあまりストーリーを重視しない傾向にある海外では本作の評価は非常に高い。メタスコアは93点であり、ユーザースコアの平均も10点中8.2である。 その割には海外でも物議を醸し、KONAMIの海外法人スタッフも「誤解しないでほしいが、蠅の王国はエンディングではない」(*28)等、よくわからない的外れな弁明を行い火に油を注いだ。 本作のUI、実在俳優の起用、一部のストーリー展開といった要素は小島氏の独立後初の作品となる、2019年のコジマプロダクション作品『Death Stranding』でも見受けられる。 サブタイトルでもあり、テーマの1つでもある「ファントムペイン(幻肢痛)」が、本作、ひいてはシリーズ全体のストーリーが未完成のまま打ち切りに終わった事を揶揄する皮肉にもなった。 本作の未完成については既にいくつか触れているが、「発売前後のメーカー側のゴタゴタ」「不自然なシナリオ(尻すぼみ、物語比重の偏った2章構成、唐突に迎えるラスト)」「製品に入っていない幻のエピソード」など疑惑の種に事欠かなかったため極めて濃厚とされた。 監督は『MGS4』の時と同様に「ストーリーの完結」という意味で「最後のメタルギア」の宣言をしていたが、今回に関しては小島監督がコナミを退社(後に独立会社「コジマプロダクション」を設立)したことにより、広い意味合いにおいて確定的になっている。 後に2018年2月21日に最新作、初のコナミ制作スピンオフ『メタルギア サヴァイヴ』が発売されたが、小島監督不在の開発体制、異世界(*29)設定、本作のモデル等データの使い回しが目立つなど、2016年08月18日に発表された時から非難の声が殺到、シリーズを取り巻く状況は絶望的な空気に満ちていた。 2017年12月のシングルプレイ解説トレーラーによると、異世界設定は「『GZ』のサブミッションにある雷電登場ミッションなどのように "ありえたかもしれない もうひとつの擬史" を描いている」らしいが、『サヴァイブ』の様な明らかにミスマッチな設定を無理やりねじ込んだシナリオを同列に扱うべきか(*30)という点で、大きな疑問が残る。 なお『サヴァイブ』の発売以降は新作の音沙汰が全く無い状態が数年間続き、シリーズ終了の危機も囁かれていたが、2023年5月25日に『MGS3』のリメイク版『METAL GEAR SOLID Δ』を発表。現在はシリーズに復活の兆しが見えている。コナミは2020年に社長が交代しているので、その影響もあるのかもしれない(*31)。 PS3/360版のオンラインサービスは2022年5月31日午後3時で終了した(参照)。 2016年11月10日に『メタルギアソリッドV グランドゼロズ+ファントムペイン』が発売。『GZ』とのカップリングパック。 DLCも一纏めにされているが、『GZ』『TPP』それぞれのコンパニオンアプリには非対応。
https://w.atwiki.jp/qma5kentei/pages/130.html
Q 1998年にPSで発売されたゲーム『メタルギア』シリーズのタイトルは『メタルギア○○○○』? A ソリッド Q 『メタルギア』シリーズのように主人公の姿を発見するまで敵が襲い掛かってこないゲームを「○○○○ゲーム」という? A ステルス Q ゲーム『メタルギアソリッド バンドデシネ』で、ストーリーモードの中に埋められた記憶片を探すのは○○○○モード? A 精神探査 (分岐)ですが 集めた記憶片をつなぎ合わせて遊ぶゲームは○○○○モード? A 記憶構築 Q ゲーム『メタルギアソリッド ポータブルOPS』で敵に一切見つからずにクリアするともらえる称号は? A ツチノコ Q ゲーム『メタルギアソリッド ポータブルOPS』に登場するパイソンの冷却スーツに入っている冷却剤は? A 液体窒素 Q ゲーム『メタルギアソリッド ポータブルOPS』に登場するエルザの双子の姉妹である少女の名前は? A ウルスラ Q ゲーム『メタルギアソリッド』でクレイモア地雷の位置を調べる時などに使用するアイテムは○○○○ゴーグル? A サーマル Q ゲーム『メタルギアソリッド』でスネークが携帯している先折りタバコの名称は? A モスレム Q ゲーム『メタルギアソリッド2』のタンカー編に登場するロシア製輸送ヘリの名前は? A カサッカ Q ゲーム『メタルギアソリッド3』で、オセロットが所属するエリート集団は? A 山猫部隊 Q ゲーム『メタルギアソリッド3』で、スネークが軍服を奪い取って変装できるソ連軍の少佐は? A ライコフ Q ゲーム『メタルギアソリッド3』で、ピポザルが登場するオマケのゲームモードを何という? A 猿蛇合戦 Q ゲーム『メタルギアソリッド3』で、少なくなるとライフの回復量が減ったり手ブレが大きくなるゲージは○○○○ゲージ? A スタミナ Q ゲーム『メタルギアソリッド3』に登場する、カエルの置物の名前は? A ケロタン Q ゲーム『メタルギアソリッド3』に登場するシャゴホッドを設計したロケット開発の権威は? A ソコロフ Q ゲーム『メタルギアソリッド3』に登場する女性スパイ「EVA」が、ヴォルギンに接近するために変装したときの名前は? A タチアナ Q この作品の舞台になっているのは西暦何年?(写真問題 メタルギアソリッド3の一シーン) A 1964 Q ファンからは「監督」と呼ばれ親しまれているゲーム『メタルギアソリッド』を生んだクリエーターは? A 小島秀夫
https://w.atwiki.jp/mgsv/
メタルギアソリッド5 ファントムペイン攻略wikiへようこそ このwikiはの 株式会社コナミデジタルエンタテイメントから発売予定のゲームソフト 『メタルギアソリッド5 ファントムペイン』 の攻略 Wikiです。 どなたでも編集閲覧可能です。 公式サイト :http //www.konami.jp/mgs5/ 発売元 :コナミデジタルエンタテイメント 開発元 :小島プロダクション 発売日 :未定 価格 :未定
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/11083.html
登録日:2009/12/26(土) 01 23 19 更新日:2024/09/07 Sat 20 43 45NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 METAL GEAR RAIDEN METAL_GEAR_RISING_REVENGEANCE MGR MGS ×メイデン ×ライデン ※主人公です いじられキャラ←公式からも なんだかんだ言って真面目でいい奴 イケメン ガチタンでもありません サイボーグ サイボーグ忍者 ジャック ジャック・ザ・リッパー スネーク信者 ヅライデン ヅラ疑惑←俺の髪は本物だ ネタキャラ? ホモの獲物 メタルギアソリッド メタルギア主人公 ライコフ 主人公 出番がないデン 右の人 堀内賢雄 大塚明夫 嫁のメシがまずい 少年兵 数奇な運命を背負った男 知っているのか雷電! 社長砲なんてついてません 自虐ネタ 裸イデン 雨の化身 雷 雷電 雷電無双 「俺は雷……雨の化身!」 雷電(ライデン)は、METAL GEAR SOLIDシリーズの登場人物。 CV.堀内賢雄(MGSVでは大塚明夫) ◾️MGS2 プラント編の主人公。珍しい白人のアフリカ人。リベリア出身。 FOXFOUNDの隊員で、実戦経験はないもののVR訓練をこなしている。 元々はスネークというコードネームだったが、ビッグ・シェル事件の首謀者がソリッド・スネークということで雷電に変えられた。本名はジャック。 恋人にローズがいるが、様々な問題を抱えている。 彼女はデータアナリストとして無線で雷電をサポートする。 また、まだ面識のないソリッド・スネークがタンカー沈没事件で死亡したとされた際はかなり気を落としており、 同時に同事件の首謀者として扱われ、大佐やローズからも言及された際は真っ向から全面否定しており、彼の潔白を誰よりも信じている。 これは、VR訓練内でのシャドーモセス事件を通してスネークの功績だけでなく、彼の人間性をも感じ取ったからであり、そんな雷電にとっては誰よりも特別であるあまり、本人に対して「あんたは伝説の英雄で、その行動は語り継がれ、正当化される。」と妄信さえしてしまうほど。 しかし、彼と接してくうちに自身やスネーク含む周囲への在り方が変わっていくこととなる。 今では人気キャラだが、発売当時は賛否両論のキャラだった。 ちなみに、スネークと違いキックを両足で攻撃したり、ローリングが側転となる。ローリングは下りの階段ならつまずかない。 物語終盤で装備が取り上げられ、裸イデンになる場面があり、この際は首絞めやエルードといったアクションが不可能となる。 ちなみにパンチやローリングは局部を必死に手で隠してなんとか可能。 また、敵に見つかっていても、拘束されていた場所に戻ると、なぜか敵兵がモノの大きさに感心してアラートが解除される…。 なお、その後のシリーズでもよくネタにされる。 以下重要なネタバレ 実は愛国者達によって記憶を改竄されていた。 実戦経験はないというのは嘘の記憶で、実はかつてソリダス・スネークの下で少年兵としてリベリア内戦で活躍していたことがあった。 ソリダスの別名にちなんでつけられた兵士養成課程「シアーズ・プログラム」の最高傑作として敵兵から怖れられ、切り裂きジャック(ジャック・ザ・リッパー)や白い悪魔と呼ばれ伝説となった。 物心がつく前にソリダスによって両親を殺害され誘拐、ソリダスから「ジャック」の名を授かったため本名は不明。殺人に対する抵抗を無くすため薬物漬けにされた状態で殺人映画を延々と観させられていた。6歳で銃を持ちリベリア内戦に参加、10歳で小隊長となる。洗脳教育のせいでゲーム感覚で殺人を行っており、無抵抗の捕虜や民間人も沢山殺してきた。シアーズ・プログラムの対象となっていた子供は雷電の他にも沢山いたが、戦闘を拒否した子供は容赦なく殺されていき、人を沢山殺し1日を生き延びてようやくありつける食事にも薬物やガンパウダーが混入されていた。 内戦終結後に人権団体によって保護されアメリカに渡り、そこで初めて普通の教育を受けたことで自分が置かれた環境の異常性や自分が犯した罪の残虐さ、重さを自覚し苦しむ雷電だったが、同時に、そんな嫌悪すべき行為から快楽を得ていたことも自覚し、常に過去と自分自身に怯え続けていた。 愛国者達によって記憶を弄られた後もその頃の記憶が完全には消えず、眠るとその記憶の一部を夢に見ていた。 その所為で、彼が眠れるのは独りきりの空間でだけだった。 彼はこの記憶を完全に取り戻してからは「自分は根っからの殺し屋」と自嘲しているが、これは過去の体験だけが原因ではない。 スネークとの会話の中で 「スネーク、人を殺す度に喜びを感じた事は?」 「わからない。これが現実なのか?ゲームなのか?」 という発言をしているが、これはつまり、 「ビッグシェルの中で敵兵を殺害する度、自分は心のどこかで悦びを覚えるがまるで現実味がない。この悦びが幼少期に刷り込まれた偽物なのか、自分の本質なのか測りかねている」 ということである。 この場では答えを出せず一時結論を預けた殺戮を愉しむ衝動は、何年も後になって彼の人生観を大きく決定づけることとなる。 S3計画の駒の一つとされており、ソリダスと雷電の関係がソリッド・スネークとビッグボスの関係に似ていたことと、 また、他のシアーズ・プログラムの被害者達は皆社会復帰した中で、雷電だけが社会復帰が出来ず戦場以外の生きる道を見付けられなかったことが、雷電が選定された理由だった。また、恋人のローズも実は愛国者達のスパイであったことも判明したが、ローズは初めは仕事で雷電に近付いたが一緒に過ごすうちに本当に雷電の事を好きになってしまったこと、また雷電との子を身籠もっていたこともあり雷電はローズを許し共に生きていく事を決意する。 コードネームの雷電は、旧日本軍の局地型戦闘機「雷電」が、米軍側で「ジャック」と呼ばれていたことに由来し、あくまで戦争の道具にすぎないという意図を込められたもの。 かなり真面目な性格だが、単純で天然。スネーク曰く「単純軟弱石頭」。 ◾️MGS3 時系列がMGS2のだいぶ過去であるため、代わりにパロディキャラであるイワン・ライデノヴィッチ・ライコフが出てくる。声優も堀内氏。 見た目は雷電そっくり。ヴォルギン大佐の情夫で、少佐だが大佐クラスの扱いを受けている。 本物の雷電とは違って女性に興味はないようで、エロ本を見ても感心を示さない。 一方で食い意地が張っており、落ちている食べ物でも平気で口にするので、腐ってしまった食べ物や食中毒を起こす食べ物を与えてやるのも手。 ちなみに科学者の変装中に彼の前で立ちふさがると、股間を握られて悶絶する羽目になる。 戦闘になるとMGS2式のパンチなどをする。反面、警戒フェイズではすぐトイレに逃げ込む。 この時ノックを何回も繰り返すと「いいだろう。入れ」と言って扉を開け、中に入れてくれる。 本編中に服装を奪って変装する場面がある。当然顔は違うのだが、なぜか初期装備にライコフのマスクがある。 指揮官のゼロ少佐からはすこぶる不評であり「その顔は受けない」と称されてしまう(これはMGS2が売上が悪く、失敗だったとするスタッフの自虐ネタ)。 この変装マスクを装備した状態で本人の前に立つと「美しい…」と恍惚する。 日常的におかしな言動を繰り返しているようで、変装した状態なら敵兵を殴ったり、ローリングやホフクをしてもまったく怪しまれない。 また、居眠りの常習らしく気絶や睡眠状態で将校に発見されてもさほど気にされない。 最も流石に死体で将校及び科学者に見つかると変装できずゲームオーバーだが。 変装した後、ライコフの体はロッカーに隠すのだが、そのロッカーにはなぜか雷電の写ったMGS2のポスターが貼ってある。またこの際殺しておくと、後のザ・ソロー戦の際にパンツ一丁姿のライコフが見られる。 パロディムービーでは、メインキャラクターの座をビッグボスから奪おうと、MGS3の舞台である1964年にタイムスリップした雷電がライコフと間違えられ、アッーなことになったり、人違いなのに拷問で殴られたりと散々な目に合う……。 「未来で頑張りなさい」 「未来?しかし、MGS4は……」 「5があるんじゃないの?」 ◾️MPO+ ユニークキャラクターとしてライコフが登場。ヴォルギン亡き後に権力争いに巻き込まれ左遷、素行の悪さから監禁されることになったらしい。救出すると仲間になる。 ショットガンスキルが高くゲイ術家…じゃなくてキャリアに芸術家を持っているためエロ本が効かない。 もう一度言うがゲイ術家ではない。芸術家だ。大事なことなので(ry ◾️MPO+ 前作から居るライコフと追加ユニークキャラクターとして雷電が登場。 ∞ミッションのハードをクリアすると仲間になる。 固定装備として高周波ブレードを装備している(外せない)ただしMGS2とは違い銃弾は弾けない。 雷電はユニキャラの中では最高レベルの体力とキャリアに移動速度の上がるアスリートを持ちかつ固定武器持ちという点からオフ・オン問わずユニキャラではかなりの使用率だった。 残念ながらは雷電はノンケだった為、ゲイ術家はついていない ◾️MGO2 ユニークキャラとして登場。 本編よろしくブレードで攻撃したり正面からの銃撃を防いだりできる。 しかし、集団や狙撃手を相手にするのには向かない。 ◾️MGS4 前作のパロディムービーの結末通り(?)ちゃんとMGS4でメインキャラクターとして出演。 『愛国者達』に囚われたオルガ・ゴルルコビッチの娘、サニーを救出する為、ソリッド・スネークらと行動を共にしていた。 その頃はローズとも一緒に暮らしていたが、少年兵時代の記憶が完全に蘇ったせいで病んでしまい、更に愛国者等による記憶改竄やビッグシェル事件の影響で現実と虚構の区別がつかなくなり精神が崩壊、自分の身に起こる事を全て虚構だと感じるようになり、挙句にはローズや子供の存在まで虚構だと思い込んでしまい、酒に溺れ、傷だらけで帰って来る事も少なくなかったらしい。 そんな中ローズは身籠もっていた子を流産し、雷電はローズの前から姿を消す。 この事で気を落としたローズをキャンベル大佐が慰めたのがきっかけで、ローズは後に大佐と結婚。雷電は恋人を上司に寝取られてしまう。 サニー救出の際、ビッグママと取引しており、サニーの居場所を教えてもらう代わりにビッグボスの遺体を『愛国者達』から強奪する事を約束していた。 強奪の途中に愛国者達に捕らえられ、エリア51でサイボーグ化されてしまうが、後にビッグボスの遺体を奪い脱出。ビッグママが懇意にしていたマッドナー博士の元で、愛国者達の支配を断ち切るため全てのナノマシンを抜くために自分の血液を抜き人工血液に置き換える。 そして各地を転々としながら様々な技術を会得していった(スカウトもその一つ)。 現実と虚構の区別がつかなくなってしまっている中で唯一現実だと信じられるスネークに固執し、スネークを守ることが自分の存在価値だと信じ、自らを顧みない戦いを繰り返す。 そして、南米から脱出を図るも月光に包囲され、追い詰められたスネーク達の前に現れ人間を超えた驚異的な身体能力を武器に刀一本で無双しまくった。 結果、南米からスネーク達を逃がす事には成功するが、その折に現れたヴァンプを半ば相討つ形で倒したせいで人工血液の補給と濾過が必要となり、長時間の透析を強いられて一度戦線を離脱。 シャドーモセス島にて、スネークのピンチに再び駆け付け、宿敵ヴァンプとの決着を付けるに至った。 だが、脱出時に崩落する基地のガレキに飲み込まれ、動きを止められてしまう。 スネークを押しつぶさんとするアウター・ヘイブンを止めるため、高周波ブレードで右腕を切断することで脱出。 満身創痍の中、単身でアウター・ヘイブンを押しとどめ、スネークの窮地を救った。 「ローーーーーーーーーーーズ!!」 オタコン「雷電はなんとか一命をとりとめた」 嘘だろ その後、アウター・ヘイブンに潜入するスネークの窮地に三度駆けつける。 両腕を失うという再起不能と言っても過言ではない状態だったが、咥えた刀でヘイブン・トルーパー兵達を薙ぎ倒し奮戦。 何度もマチェットで刺し貫かれるという重傷を負う中、スネーク達がGWの破壊に成功。 無事に生き残ることができた。 エピローグでは強化骨格を取り外し人工皮膚を付けたことでより人間に近い見た目となり、病院でローズと再開。 実は子供を流産していなかった事、キャンベルとの結婚は愛国者達からローズと子供を守る為の偽装結婚であった事、そしてまだ愛している事を告げられる。 初めて目にした我が子をその手に抱き、戸惑いながらも感嘆を隠せない様子であった。 ついに幸せを掴んだのだった。 ◾️METAL GEAR RISING REVENGEANCE 「4」から数年後、一家の主としてローズとジョンを食べさせていかなければならない為、雷電はかつてサニー救出の際に共闘した、元『失楽園の戦士達』の一員であったボリス・ヴャチェスラヴォヴィチ・ポポフが立ちあげた民間軍事警備会社の『マヴェリック・セキュリティ・コンサルティング』に入社。 要人警護や国軍の指導等の請負をしており、その凄腕ぶりから『ミスター・ライトニングボルト』という二つ名を拝領した。 サイボーグの肉体も、愛国者達が解体されたことで世界中にサイボーグ技術が流出した結果、大幅に発展した。 肉体に組み込まれたカーボンナノチューブ製の筋肉は電気で動く仕様の為、4の時の様な透析は必要なくなった上、メタルギアのような大型無人機をも軽々と投げ飛ばす程のパワー等、身体能力も大幅にパワーアップしている。 相変わらず高周波ブレードを得物としており、独自に剣術を研鑽する内に、柳生宗矩が兵法家伝書で伝える『活人剣』に着想を得て、一人の悪を斬り多くを救う『一殺多生』を信条とするようになる。 + 余談 現実の活人剣について 作中の雷電を始めとする登場人物達は『活人剣』を『かつじんけん』と呼んでいるが、現実世界に存在するものは『かつにんけん』と読まれる。 また『活人剣』は時代によって意味が異なっており、 ①禅語の活人剣:仏教の禅宗でいう修行者の指導方法の一つ。剣法の真剣に例えたものであり、相手を受け入れて進ませること。 ②新陰流の活人剣:敵を動かし(活かし)、そこに乗って勝つ技法。後の先を取るカウンター。 ③兵法家伝書の活人剣:一人の悪を殺して多数を活かす思想。 ④現代の活人剣:人を殺さず、活かす為の剣。 といった感じである。 また①~③の対になる言葉は『殺人刀』で、「せつにんとう」と読む。 現代の活人剣(④)の対の概念としてよく出る「殺人剣」は活人剣の意味が変遷したからこその産物と言える。 当初は戦場を離れた仕事も試みたが、戦争での体験からの苦悩以外に当時のサイボーグの外皮技術が未熟だったこともあり、好奇の目に晒された結果戦場に戻ってしまった。 実際のところ「湧き上がる自分の殺戮衝動を雷電自身を持て余している所為で一般社会に適応出来なかった」というのが根本的な原因として大きく、後に雷電自身が語ったところによれば、かつて雷電とともに戦っていた少年兵たちは皆社会復帰を果たしており「自分だけが戦場を捨てられなかった」という事実は雷電の心の内にしこりを残すこととなった。 そんな中で見出した『活人剣』という思想は、戦場に赴く理由と自身の存在を肯定する根拠を雷電に与え、精神的な救いを齎してくれたらしい。 本編序盤では、アフリカにある新興国の首相であるンマニ首相の護衛任務に就いていた所をPMC『デスペラード・エンフォースメント・LLC』の軍勢に襲われ、首相を拉致されてしまう。 彼らが繰り出すサイボーグ兵士達と大幅に強化されたメタルギアRAYをも容易く退ける雷電だったが、奮闘空しくデスペラート社幹部サンダウナーに首相を惨殺されてしまった上、謎の剣士サムエル・ホドリゲスの圧倒的な剣腕の前に、左腕と左目を奪われ、惨敗を喫してしまう。 その3週間後、南米の地にて暗躍するデスペラード社を食い止めるべく、より戦闘向けに開発された最新鋭ボディを引っ提げて復帰。 サムへのリベンジを誓いつつも、あくまで仕事としてデスペラード社の傭兵達と本格的な戦闘を開始する。 しかし戦いの最中で、 「PMCの兵士は自ら進んで志願している為相手も合意の上」 「一殺多生の活人剣の為には止む無し」 という、己の信念として掲げていたものは実際は自分を誤魔化す為の詭弁に過ぎなかったことを知る。 騙され、あるいは経済的に困窮して、各々の事情で止むに止まれず傭兵となり戦場に投入され内心では怯えながら任務に就く兵士達の悲痛な心境を思い知り、 そして、実際にはそんな兵士達の実情を察していながら、『活人剣』を肯定し続けられるようにと無意識のうちに見て見ぬ振りをしてきた自分自身を目の当たりにして愕然とする。 同時に、『活人剣』を殺戮に参加する為の逃げ道にしてきた自身の心の弱さと、殺人にある種の快楽や存在意義を見出している本性を改めて自覚。 遂にそれを受け入れて、雷電はジャック・ザ・リッパーに戻ると宣言。 リッパーモードという自身のリミッターを外す新たな能力を会得し、『破滅を呼ぶ風(ウィンズ・オブ・デストラクション)』の一角・モンスーンを撃破する。 ぶっちゃけこの時のテンションは完全に厨二病。もう30代後半なんだから(ry(*1) モンスーンはそんなジャックに致命傷を与えられた際に、「自分の殺戮を愉しむミームを雷電が継承してくれた」と歓喜していた。 しかし、それ以後も戦いを楽しむきらいはあるものの、弱者を嬲って悦ぶといった快楽殺人鬼になることはなかった。 伝説の傭兵を始め、これまで出会った仲間達や家族に支えられて雷電自身が築き上げた一定の倫理観や常識、 そうした規範は雷電の中で確立されており、マヴェリック社の仲間達もその規範を失わずに己が道を模索するジャックに対して、 雷電として今まで通りに接し、サポートし続けた。 そしてかつて惨敗したサムと対峙。 サムはかつて自分が目指した「剣に生きる」人生を雷電に託し、サム自身の敗北という形で迎えた決着にも満足げだった。 その後、黒幕スティーブン・アームストロング上院議員が画策した「テクムセ作戦」阻止の為に進攻を続け、遂にアームストロングとの死闘に突入。 最新鋭のナノマシンで強化されたアームストロングは高周波ブレードをたやすくへし折る等、最早人間とは到底呼べない恐るべき戦闘力で一気に雷電を追い詰める。 ワイシャツメガネのオッサンにボコられてるサイボーグ雷電はとてもシュールである。 しかし、戦いを通して仲間となったAI搭載戦闘マシン・ブレードウルフの助力によりサムの愛刀・ムラサマを入手し、辛くも勝利した。 『傭兵を用いた代理戦争ではなく、社会の規範を完全に崩壊させて弱肉強食のかつての姿へ世界を叩き込む』というアームストロングの理想は、戦場に苦しめられながら敵を捻じ伏せ生きてきた雷電にとってもシンプルで生き易さを覚えるものであった。 しかし家族や仲間も居る今のジャックは魅力を覚えた分だけ嫌悪感を催すこの方針を蹴り、 信念のもと気に入らないアームストロングを「力づくで捻じ伏せ」る。 アームストロングもジャックをもう一人の自分と称し、全力でぶつかりあって敗れた後もジャックが今後気に入らない物を尽く叩きのめして生きるだろう姿に満足して果てた。 巨大過ぎるデスペラード社に対抗するには傭兵会社の企業倫理に反して動くしかなかった為にジャックは以後も独りで戦いを続けているが、アームストロングやサムとの戦い、やり取りは彼にある種の共感を残している。 自分の残虐性や凶暴性を肯定したことで「一殺多生の活人剣」というポリシーを捨て去った筈の雷電だが、 実際に雷電が捨て去ったものは、先述の通り自己弁護の為の建前に過ぎなかった。 それも捨て去り開き直り、好き勝手に生きるようになったことで、 「建前に逃げながら、覚悟の足りない殺戮を続ける男」から「覚悟を決め真の一殺多生の活人剣を体現する男」へと歩みだしたのであった。 「彼が私にこの世界をくれた。暗闇から救い出してくれた」 「過去のことは聴いてるけど、あの人は、優しい人よ……」 「あの人は、切り裂きジャック(ジャック・ザ・リッパー)なんかじゃない」 「誰が何と言おうと、私にとっては……」 「雷電は―――」 「永遠のヒーローなの」 作中、ある程度クールな言動をし、MGS2時代よりは大分大人になったように見える。 が、作中仲間になったブレードウルフがサニーには素直にお手をしたのに、自分にはそっぽを向いた際にムカついてリッパーモードを発動しかける等、短気な中年と化している。 マヴェリック社の仲間との関係は良好。 冗談を飛ばしたり、ドヤ顔で先輩風を吹かしたり、MGR時点では故人となっているらしき伝説の傭兵との思い出を自慢したりしつつ、上手くやっている。 私生活については、子供のジョンのことを同僚に熱く語る親バカっぷりを良く見せる。 ローズには最早完全に尻に敷かれているが、ジャックに戻る宣言は無論、勝手に退職した件はどう話をつけるのか。 サイボーグ化して心身共に苦しめられてきたジャックだが、嫁のメシがまずいのは相変わらずで、味覚遮断機能には大いに助けられている模様。 METAL GEAR SOLID V GROUND ZEROES 「ジャメヴミッション」のプレイヤーキャラとして、ライジングの姿で登場。 ストーリーには一切絡まない、特殊ミッション用のゲストキャラだがミッション開始時には専用のムービーが流れる。 スネークから手渡されたお馴染みの高周波ブレード──ではなく、手元のライフルを握り締め、兵士に擬態したスナッチャーを殲滅するべく単身キャンプオメガに降り立つ。 という流れなのでライジングのような刀で敵を切り刻むゲームにはならず、基本はスネーク操作時と変わらない。 ただしダッシュ速度がスネークよりも速く、ぶつかるだけで敵兵を吹き飛ばすことができる。 音声は作中のスネークのボイスを加工したもので、堀内賢雄氏は収録していない。 当初はXbox版の特典ミッションだったが、後の相互アップデートでPS4/3版でも遊ぶことができるようになった。 主なセリフ 「まぬけ(ナード)だって?」 『ノードだ』 「なるほど、端末(ノード)か」 「ワガママ女!」 「うっとおしいぞ!」 「どうして言ってくれなかったんだ!」 『雷電、エマが刺された!』 「なんてこった!」 「お前はスティルマンを超えてなどいない! お前は彼の精神を受け継いでいない」 「お前はただの犯罪者だ! 犯罪者として語り継がれる!」 「スネーク、今度は俺が守る」 「お前も死ねない身体に?」 「違う、死を畏れていないだけだ」 「スネーク……俺は雨だ……俺も日の光とは無縁だ……」 『違う、お前は雷だ。光を放つことができる』 「俺は雷……雨の化身!」 「小さな(リトル)…息子(ジョン)…」 「ヤダ!」 「お前の目的は結局金だ! それから支持率! お前など何の信念もない、クソにたかる蛆虫野郎だ!!」 「古き良きアメリカだと? ふざけるな! 金にも体力にも恵まれて何不自由なく育った奴に、虐げられた弱者の痛みが分かるか!」 「次はお前を黙らせる…!」 「オーケー……いざ参る!!」 余談だが MGS4が発売してすぐのころ、ニコニコに動画を上げる際に 『ムービーは不可。プレイ動画はおk』 とのお達しから彼がニコニコ動画に登場出来るタイミングは 「シャドーモセスで、スネークが月光を破壊している時、右側でヴァンプと戦う時」 のみであった為 「右の人誰?」 というコメントが続出した。 ちなみに2の主人公が雷電になったのは、モニターをした女性に 「オッサンばっかじゃん」 と指摘されたから…… ではなく、「伝説の傭兵」、「英雄」などと呼ばれるようになったスネークを初心者等に操作させるのはどうかと思ったかららしい。 決して仕方なく作られたキャラではないのであしからず。 「お前はwiki籠りだ…追記修正することができる」 「そりゃないだろう」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- コメント欄 活人剣=かつにんけん、なんだあ・・・そして一殺多生なのね、ずっと誰が敵でも峰打ち不殺のことをそういうのかと・・・w -- 名無しさん (2013-10-07 17 01 32) 足で刀を掴んで自在に操るというのが人体の常識にとらわれないサイボーグアクションの可能性を感じた。 -- 名無しさん (2013-10-07 20 56 26) ↑×2そもそも某流浪人の剣は単に不殺であって活人ではない -- 名無しさん (2013-10-07 21 31 03) 良くも悪くもソリッドの影響が大きい奴だよな -- 名無しさん (2013-12-14 19 59 05) MGRで変なこだわりがなくなってやっと自由になった感じ -- 名無しさん (2014-03-01 03 40 24) ライジングのシナリオ書いたヤツ誰だ。雷電に恨みでもあるんか。雷電をあのまま幸せに過ごさせるんじゃ駄目なのか?スネークやオタコンでさえ静かに暮らしてるのに。 -- 0238 (2014-03-01 07 34 37) ↑不正やしがらみから目を背けたまま、知らんふりで常に心の片隅に歪な何かを抱え込んだまま、偽りの幸せを掴むくらいなら、いっそのこと全部ぶっ壊して、真の安寧を家族と過ごすために、今は一時の修羅へ……って考えじゃダメかね? -- 名無しさん (2014-03-01 08 30 06) 殺人衝動抑え込んで無理して一般社会に溶け込むか、それを認めたうえで自分の正義を貫くかだからな -- 名無しさん (2014-03-03 05 16 27) ライジングの雷電は戦闘力だけなら歴代主人公最強だな メタルギア天高く投げ飛ばすとかヤバイ -- 名無しさん (2014-04-04 14 12 11) 真の自己を確立した結果発狂大佐の説教などもう通じないだろうがその代わりに自分をごまかして生きる大衆性を失い一般社会でも生きられなくなってしまった -- 名無しさん (2014-04-06 02 14 55) 相変わらずローズの飯は不味いのか…息子の味覚は大丈夫かね? -- 名無しさん (2014-05-20 17 14 18) ↑子供の味覚は育ちで形成される。きっとローズの飯が普通と感じるはず。 -- 名無しさん (2014-07-08 00 13 56) 戦い=不幸ではない。戦うことで救いを得ることもある。 -- 名無しさん (2014-07-10 13 22 43) スネークは少しの安寧を最期近くに得られたが雷電はどうなるやら・・・ -- 名無しさん (2014-07-15 14 16 04) 今までのモヤモヤした雷電が解消された -- 名無しさん (2014-07-16 11 25 48) 当初MGRはMGS2から4までを補完する雷電の物語になるはずだったがコジプロが方針転換でプラチナゲームズに外注した時にプラチナ側の要望で4の後の物語に変更された -- 名無しさん (2014-08-06 12 28 18) リッパー化してもローズの尻に敷かれてるのがいい -- 名無しさん (2014-10-15 12 11 42) ちなみにMGS4のモーションアクターはウルトラマンガイアで我夢役の吉岡毅志さん。 -- 名無しさん (2014-12-02 15 53 41) 嫌な言い方になるけど、4までの雷電からスネークの後釜になれるほどのキャラクターとしての魅力を感じられなかったんだよな。義侠心で行動してるんだけど、それの原動力になってるものがイマイチ伝わり辛くて。サムの「何が正しかったのかは歴史が決めることだ」って物言いに対して「他人の決めた正しさなんて知るか、俺は俺の正しいと思ったことの為に戦う」って断じたシーン、周りに流されてたそれまでから随分変わったなと思えたし、初めてキャラの方向が見えたわ -- 名無しさん (2014-12-06 19 14 40) ↑2 PS3はサードが素晴らしかったね -- 名無しさん (2014-12-06 19 20 41) 上院議員との戦闘ムービーで「次はお前を黙らせる」ってのは完全に吹っ切れてる感じがしてカッコよかった -- 名無しさん (2015-01-04 23 23 20) サムライブレードぶん回して無双するってアイデアも悪いとは言わんが…ライジングがシリーズ化するとしたら次回作は近未来ステルスアクションで新たなステルスゲーの可能性がみたいな~。 -- 名無しさん (2015-01-08 17 16 47) 次はニンジャプレイだな -- 名無しさん (2015-01-10 10 50 09) MGRでの身体能力はマジチートだよな MGRより前の敵なら余裕で倒せそうだ -- 名無しさん (2015-01-25 23 49 24) ウィッグで電力∞リッパーモードの雷電はまさに鬼神 勝てる相手居ない -- 名無しさん (2015-01-26 17 21 00) Warframeのテンノとコラボ……なんてお馬鹿な話は一生ないか -- 名無しさん (2015-01-29 09 04 11) 殺人の天才+最強性能のサイボーグボディ+最高の切れ味を誇るムラサマ・・・もう誰も止められんだろこれ -- 名無しさん (2015-02-13 15 36 30) 4までで散々「戦うことしかできない自分」に苦しんで、4ラストでようやく払拭されたのに、また戦場に戻るとかもうね -- 名無しさん (2015-03-11 11 02 57) MGRは外伝扱いだから…(震え声) 終わったキャラが再利用されるのも珍しくないから…… -- 名無しさん (2015-03-11 11 15 37) mgs2が初メタルギアだったから普通に主人公として受け入れられた -- 名無しさん (2015-03-14 12 45 32) 結局親である事よりも夫である事よりも個人的な快楽選んだわけね、40越えた家庭持ってる社会的な立場もあるおっさんが -- 名無しさん (2015-03-30 14 15 15) ↑ まぁ父親としての意識や愛情はある分、妊婦の嫁放置して毎晩飲んだくれて酔っ払いと喧嘩してた頃よりは遥かにマシだな -- 名無しさん (2015-03-30 23 13 00) 個人的にはライジングのラストもいいんじゃないかな、と思ってる。ようやく自分自身で戦う相手を定められるようになれたんだし -- 名無しさん (2015-04-03 19 49 01) 世界を救った英雄だったり幾多の修羅場を潜ったベテランが続編の最序盤で動きもままならずボコボコにされるのは矛盾してるから雷電が産まれたとは言うが、ゲームやってると分かるけど雷電本人も記憶がなかったとはいえ実戦経験豊富なベテランなんだよな。 -- 名無しさん (2015-04-03 20 17 54) ↑↑4で戦う理由がなくなって平和な家庭を手に入れたのにそれはないぜ。 -- 名無しさん (2015-05-14 10 11 22) なんだろう、ハッピーエンドと言えばハッピーエンドなんだろうけど、なんか雷電が可哀想なんだよな。生きるための本人の意志は確立したけど、その生きる場所が生き死にの二択しかない場所ってのはなあ -- 名無しさん (2015-05-19 07 46 50) ↑2それ言い出したらソリッドだって「これからは君(メリル)のために生きてみようと思う」でハッピーエンドを迎えたはずなのに、結局メリルとは何の理由もなく別れてその後はひたすら半メタルギア運動だったわけで。少なくとも戦いの中に自分を見いだして、スネークが否定しきれなかった殺人衝動にも折り合いを付けてる分マシな気がする -- 名無しさん (2015-06-03 23 27 49) ソウカイヤのフジオが雷電っぽいと思ったのは俺だけじゃ無い筈… -- 名無しさん (2015-06-18 01 17 59) 意外にも雷電は女性ファンには人気が無いらしい。 ライコフ少佐は腐女子に人気なのに。 -- 名無しさん (2015-09-02 06 47 39) 個人的には過去を捨てず向き合って生きていく道を選んだから結構いいと思うんだがね。向いてる方向が少し怖いが -- 名無しさん (2015-09-09 12 39 00) TPPではメインミッションオールSで雷電になれるスーツが解禁 -- 名無しさん (2015-09-17 07 35 00) 「俺は任務を実行しているだけのつもりだったが、気が付けば人殺しを楽しんでいる自分がいる。俺は何のために戦っているのか?」ソリッド「俺は未来のために戦っているつもりだが、んなもん今気にしてもしょうがないだろ。後で、自分で決めろ。ていうかこれ以後人殺しに手を出さなければ良いだけの話だ。」って感じでMGS2では肝心の殺人衝動の件を無視したままだったからね。MGS4で話を全部たたむために「もう家族がいるから殺人衝動とか気にすることねーや。」でスルーされちゃった部分をMGRで「人殺しが楽しんでる自分がいるからって関係ない!俺は俺が正しいと思ったモノを貫くために戦う!」って答えを出しただけの話。 -- 名無しさん (2015-09-24 14 45 08) TPPで兵士がライコフの話しててワロタ -- 名無しさん (2015-09-24 14 51 59) MGS2から始めた身としてはMGRで成長したなと感慨深い。今の雷電なら愛国者達から何言われようと迷わないだろうし -- 名無しさん (2015-09-26 18 51 51) 雷電の殺人衝動って子供の頃に両親殺されて「人を殺せば飯が食えるけど殺せなかったら死ぬ」って幼少期送ったせいだろ。やっぱなんか -- 名無しさん (2015-10-06 11 53 50) ライジングで民間人を助けた後斬撃モードで斬ると -- 名無しさん (2015-10-06 18 23 40) ↑2 10歳の頃に「白い悪魔」とか「切り裂きジャック」呼ばわりされる凄まじい少年兵だったわけだからなぁ。ソリダスの教育とか過酷な環境もあったんだろうけど、やっぱり生まれつきヤバイ何かを持っていたのは否定しようがないと思う。そういうヤバイ何かを持っていることから目をそらすのをやめた上で自分なりの正義を貫いてるのがかっこいいわけで -- 名無しさん (2015-10-07 00 00 24) メタルギアライジングでウルフとのやり取りだけど、これまでウルフに対して冷淡なところがあったからあながち自業自得とも言えなくないんだよなぁ・・・ -- 名無しさん (2015-10-19 22 32 40) ウルフからムラマサ受け取ったあとアームストロングをファーストネームで呼んでたけど雷電の意図は何だったんだろう?アームストロングの思想を理解はしたということなのかな -- 名無しさん (2015-10-27 14 40 30) ぶった斬った事で救われた人間は確実にいるし誰も雷電を責める奴はいないだろ -- 名無しさん (2015-10-30 12 52 35) ローズも何だかんだで分ってくれてそうだしな、異邦人の自分が身を捧げられる思想を見つけて殺戮の意思による残虐性に純粋になり己の意思と剣で気に入らない奴をぶった切る。だけどその規範は虐げられる弱者を見過ごせない虐げる強者を見過ごせない、助けられた誰かや助けた自分によりよい未来の為に剣を振るうって言う見事な今までの人生の体現者になった -- 名無しさん (2015-10-31 14 59 58) MGS4前のように無目的なまま夜な夜な酒場ほっついて乱闘かますよりかは、本人に目的できて建設的な生き方と言えん事もないな -- 名無しさん (2015-11-02 16 37 31) 幼少期の出来事で殺人を楽しめるように人格が形成されてしまったんだと思ってる だからライジング嫌い -- 名無しさん (2016-01-03 19 39 56) tppの雷電はブレードが使えたら良かったな -- 名無しさん (2016-03-08 18 29 23) 外道にしか出来ない正義がある って感じかなライジングの雷電が至った境地は -- 名無しさん (2016-03-08 18 38 13) ↑×3 元から若干なりそういう嗜好があったのか、洗脳によるものなのか、恐らくはその両方。と言うのが雷電の自己分析だが、まさしくお前さんの考え通りだよ -- 名無しさん (2016-03-08 23 16 00) ムラサマってなんだムラサマって 村正じゃねーのかよ -- 名無しさん (2016-03-24 00 28 28) 最後だけ無理やり綺麗に〆て帳尻合わせただけで4での唐突なサイボーグ化もローズ寝取られ(※勘違い)もぶっちゃけ公式による3から続いてた雷電弄りみたいなもんだよね。どっか小馬鹿にしてる感じでさ。その辺のサイボーグ化含めてライジングのがよっぽど雷電というキャラを真摯に扱ってるという皮肉 -- 名無しさん (2016-03-24 00 45 49) 幼少期の体験による植え付けにせよ、人を殺した経験に延々と苦しんでたはずの人間が「知らないうちに家族ができてたんでもう過去の罪に悩まなくて済む!」じゃちょっとね…いや、戦いから解放される方向に行くのが悪いとは言わんけどもうちょっと過程を描いてもらわんと今まで悩んできたのは何だったんだよ、って話になる。 -- 名無しさん (2016-05-15 17 37 20) 仮にMGRが当初の予定通りMGS4の前の話になってサイボーグになるまでの具体的な過程やら戦いから解放されるまでの心理的な動きを後付補完したとしても、酒に溺れて家族を蔑にして上司に寝取られた(と思い込んだ)ところから始まって「今助けに行くぞスネーク!」で終わらざるをえないわけで・・・そりゃ制作も難航するわ -- 名無しさん (2016-05-16 16 00 15) ato -- 名無しさん (2016-05-18 16 06 51) ↑ミス。まぁ単純に小島が当時言ってた通りそもそもサイボーグの超人アクションと従来のステルス要素の両立とか無理あんだろjk…ってのが一番デカかったんだろう>制作難航。だからこそ最終的にアクションに振り切ったおかげでMGRに出来たわけだし -- 名無しさん (2016-05-18 16 13 01) ↑×10 まあ生まれつきそういうのもあったかもしれないけれど、それを覚醒させたきっかけがシアーズプログラムだとすると何とも言えないな...しかも雷電自身も目を背けたくなる気持ちも考えると尚更な... -- 名無しさん (2016-06-15 15 03 04) あんた本当に政治家かよ…のぼやきが情けなさ全開で安心した。 -- 名無しさん (2016-07-10 16 03 40) 雷電とローズって本物の -- 名無しさん (2016-07-29 01 25 48) ↑送信ミス。本物のキャンベルとは全く面識なかったはずだよね。2の大佐はプログラムでローズは愛国者の使いっパで上司と部下どころかフォックスハウンドも実際存在しないワケだし・・ -- 名無しさん (2016-07-29 01 36 10) ↑ 大佐の無線周波数なんざ存在しないから、雷電からローズにかけてるセーブ無線は本物のローズ。大佐の無線に割り込んでくるのはAI -- 名無しさん (2016-08-20 02 23 34) 「お前は力で敵を黙らせて生き延びてきた人間だ!わかるはずだ!俺の理想が!」に対する「次はお前を黙らせる」はガチ。己の過去と向き合い、それでもなお自分の道を突き進む雷電の在り方を表してる名掛け合い。 -- 名無しさん (2016-10-13 20 09 31) ライジングに出てくる敵が全部雷電の写し鏡みたいな奴らなんだよな。ミストラルから上院議員まで、上院議員の「お前はもう一人の俺だ」っていう台詞は全員が口にできるものだったと思う。最後は上院議員に屈する前のサムと同じ道を歩むことになったけどサニーの言う通り雷電は雷電だと思うよ。雷電が持つのはジャックザリッパーだけじゃないから。今まで自分の中の迷いや弱さを全部受け入れて芯のある強さを手に入れられたと思う -- 名無しさん (2016-11-13 20 52 28) アームストロングの理想には幹部、サム、雷電の全員が共感してる。ただし、雷電以外は人を斬りたいって願望に負けて、自分の正当化のために社会を変革する手段に出た。雷電は社会倫理が願望を上回り、(アームストロング流で)彼らを倒した。でもその社会倫理もあの世界では愛国者達が作ったものなのよね……愛国者達が全て悪ではないってことね。 -- 名無しさん (2016-11-19 03 15 26) 前は殺人衝動以外の自分が剣を振る理由としての活人剣だったけど、ライジングの後は殺人を楽しみつつも弱者の為に剣を振るうようになったってこと? -- 名無しさん (2016-11-24 15 28 45) 愛国者の言う通りにはならなかったけど、他人のミームだらけで結局自分はあったのかという -- 名無しさん (2016-11-30 18 32 07) ↑それこそ「次はお前を黙らせる」の下りでしょ。他人から影響を受ける=それは本当の自分ではない、は成り立たないわけで -- 名無しさん (2016-12-03 09 34 20) ↑3 そう。でも雷電はそう自嘲してるけど、相対したサムや議員からすれば「自分の能力を発揮する瞬間が楽しい、それが殺しや闘争であっただけだ」というわけで、少なくとも弱者をいたぶって愉しむような外道にはならないし、なれない。自己弁護をただやめるだけという簡単な事で真に己を見出したんだが、こんなにも回り道しているのは、それこそ自分がシアーズプログラムで生まれた「大を活かすための小なる犠牲」だったからに他ならない。その根底を頑なに否定したかったのだ。 -- 名無しさん (2016-12-03 10 34 23) ↑2ああそうか、ちょっと安心 -- 名無しさん (2016-12-03 12 34 07) 殺人は楽しむ。でも楽しむために無意味な殺人は起こさない。その上で弱者を救う戦いをしてるってだけよ。MGRとの違いは単に殺人(≒戦い)を楽しんでるかどうかだけ。まあ無意味かどうかは雷電の考えに依るから随分自分勝手に感じるけど、あの世界は今まで愛国者達が倫理規範を作ってたって設定だから仕方ないかも。 -- 名無しさん (2016-12-03 12 57 53) 無意味かどうか、っていうか「俺活人剣のために仕方なく切ってるだけだもん」って誤魔化しながら戦ってるようじゃサムや上院議員みたいな心の底から闘争に身をささげられるような連中には遠く及ばなかったんだよね。 -- 名無しさん (2017-03-26 00 33 41) ↑「修行のために自分を戒めてる」わけでもなく、ただただ自身の本性に怯え逃げ惑う剣だからなあ。そらー負ける。まず自分自身と対峙してないのだ。始めから負けているようなものだ。 -- 名無しさん (2017-04-11 00 35 59) せかくおるがすなおになたのに -- 名無しさん (2017-04-25 02 06 12) チョイてれる? -- 名無しさん (2017-04-26 13 38 25) やってることは大魔王バーンと対峙してるダイのそれだよね。力が正義だと主張するクッソ強いラスボスを否定したいんだけど、結局は否定するのに相手以上の力を使わざるを得なくて否定になっていない。ただ上院議員が力で全てを押し通すのを手段であり目的にしてる(自分の相手が力で押し通してくれるならそれで満足)のと、雷電自身が力を行使することに対して折り合いをつけてる(こんなもん正義じゃないのはわかってるけどしゃーない)から悲壮感は薄めだけど。 -- 名無しさん (2017-04-29 00 38 56) ↑ちぃっと違うかな?ダイは人外の力自体たままた持ってただけで、自分が好きな人類がダイ捨てたら地上を去る宣言する位には達観してる。ジャックは幼少期から戦場で生きる死ぬしてたからそちらの方が慣れちゃって生きやすいって基準があるけど、妻子持った上に、優しい人たちに助けられてきたから弱肉強食ふざけるなの考えで。共通点は「暴力が一番の正義or理想であってたまるかっ!」なのは一致するかな -- 名無しさん (2018-04-12 11 37 57) こう見るとやっぱソリッドのミームを受け継いだ息子でもあるんやなぁって -- 名無しさん (2019-01-22 23 23 52) ライジングの雷電、スネークが生きていたらどう思うかな? -- 名無しさん (2020-05-23 01 49 50) 愛国者達倒して完結!って流れだったのに戦場へ戻されたの、まだ愛国者達やソリダスの影響抜けてないって事になるからモヤモヤするんだよなー。殺戮衝動もシアーズプログラムがなければ目覚めなかっただろうし。今は自分の意思で戦ってるだけマシになったとは思うが -- 名無しさん (2020-10-22 17 44 30) MGS2の発狂大佐「同じ境遇の子供が居た中で君が選ばれた理由が分かるか?苦しみから君だけが目を逸らしていたからだ」MGRの雷電「(シアーズプログラムを受けた中で)俺だけが目を逸らしていたからだ!」とかで、殺人衝動もそうだけど思考停止で状況に流される本人の性もヤバイところだったよね、スネークに会えなかったら目的の無い凶器のまま愛国者の手駒にされて終わったって感じ -- 名無しさん (2021-05-02 23 36 50) 愛国者たちのお望み通り、兵士としてはほぼ完璧だよ。どんなに苦しい状況に置いても思考停止で命令に従ってくれる。根が優しいのも機械的に従うやつより爆発力に期待できる。 -- 名無しさん (2021-05-03 13 37 46) MGO2のプリセット無線(任意の台詞)で「すまない(すまない)」「すまない(ありがとう)」のニュアンス違いで笑った -- 名無しさん (2021-05-27 21 05 04) アームストロング議員のことでの無線コメントで「死亡フラグを乱立する主人公の屑」呼ばわりされてて吹いた。実際わざと言ってんじゃねぇのかと思わなくもないが、しかしまさか、あんな政治家いるとは思わんよなぁ・・・・・・最終的に上院議員のミーム(詳しくは動画なりゲームなりで真実を見てくれ)を受け継いでるの格好良かったから、その辺の影響とか続編で見せて欲しい。 -- 名無しさん (2021-08-29 14 17 48) 雷電は良くも悪くも『真っ白すぎる』人間って印象。だから他人の考えや意思(ミーム)に影響されやすい。 -- 名無しさん (2021-10-26 13 29 37) ↑5、↑4 そういう意味じゃ「絶対兵士ヌル」だった頃も含めたフランク・イェーガーとダブるところがあるかも -- 名無しさん (2023-01-03 11 52 43) MGRパラレル扱いってそんな設定あったか?普通に正史じゃないの -- 名無しさん (2023-07-14 18 49 06) そして『Fate/StrangeFake -- 名無しさん (2023-07-29 08 38 51) () -- 名無しさん (2023-07-29 08 39 28) (↑↑)そして後年「Fate/StrangeFake」では偽バーサーカー=切裂きジャック(正体は”余りにセンセーショナルな事件であったために後年様々なエンターテイメントに於いて“猟奇殺人鬼という狂気の象徴”として本人、もしくはそれをモチーフとしたキャラクターの集合体”)を演じ、菊田特務曹長役で出演している『金カム』ではマイケル(=同作に於ける切裂きジャック本人)に顔射(笑)される憂き目に… -- 名無しさん (2023-07-29 08 46 51) 最近じゃえっちな動画に突如として乱入してきた上院議員にブン殴られて床をスライドしていく雷電のミームが拡散しつつありますね… -- 名無しさん (2023-07-29 09 03 43) ↑13 たとえご存命でもスネークはもうこの時代ではお爺ちゃんだし、若い頃とは考えが違う可能性もあるけどそれでも予想するならば…「ようやく自分の芯になる物を手に入れられたんだな。よかったな、”ジャック”(雷電とは呼ばない)」とでも笑いながら褒めるんじゃないかな。自分の意思で戦ってきたスネークやフォックスにとって、戦わされていた雷電は気の毒に思っただろうし、”前後左右どこに行くのも自分で決められない(意思を持っていない)極めて不安定な奴”とも思っていただろうから。そんなジャックが自分の意思であれこれ出来るようになったことは素直に賞賛する気がする -- 名無しさん (2023-07-29 13 46 24) ↑6 MGRパラレル扱いって俺もそんな話全く聞いたことない スピンオフなだけで普通に正史扱いだと聞いた -- 名無しさん (2023-09-16 18 56 18) MGS4で二枚目潜入スパイからサイボーグ忍者キャラに路線変更したのは今でも英断だったと思ってる。そのおかげでキャラとしての見せ場と魅力がグッと増したからな... -- 名無しさん (2023-09-20 18 24 01) 自分で作ったキャラならいくらこき下ろしてもいいみたいな小島のノリは好きじゃない -- 名無しさん (2024-06-06 01 25 13) MGRがパラレル扱いというより小島監督がノータッチの作品だったから正史には含まれてないだけだと思うた -- 名無しさん (2024-07-06 19 10 49) パラレル云々で思い出したけどMGSVGZのミッションの中で小島が関わった作品のロゴに光を当てると消えて、関わってない作品のロゴは消えないみたいな謎の演出に少し嫌悪感持った -- 名無しさん (2024-07-06 23 56 00) MGS2はシリーズでもかなり売り上げ良かったから適当書くな -- 名無しさん (2024-08-30 02 40 39) アシッドシリーズだとソリッドの設定上、「恐るべき子供達」関連の計画ないんだよな ソリダスももしかしたらいないからリベリアで平和に過ごしているか? ソリダスに当たる人物がいるかもだけど GBでも実質リキッド一味みたいなポジションのブラックチェンバーいるし -- 名無しさん (2024-08-31 12 39 32) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mgskennkyuzyo/pages/15.html
Hold No.1(第一船倉) 敵兵の数 大量 ドッグタグ 1つ アイテム サーマルゴーグル(入手済みの場合はM9の弾15発)、M9の弾15発 ここでは、演説を聞いている敵兵に 見つからないように進まなければならない。 演説は映写機を使って投影されているので、映写機の光に当たると 画面にスネークの身体が写って見つかるので注意。 ここはホフクで移動すればよい。 途中で兵士が首の運動をはじめるとタイムがストップするが、 こちらを向いてくるので運動中は隠れること。 上から2列目、右から3列目の兵士はドッグタグを持っている。 ||| Hold No.2(第二船倉) 敵兵の数 大量 ドッグタグ なし アイテム なし またまた見つからずに通らなければならない。 ここにも映写機があるので見つからないようにする。 今回は直線のみなのでそれほど難しくはない。 兵士がこちらを向いたら隠れ、反対側を向いたら進もう。 走ると音がする床は歩くか前転で進もう。 Hold No.3(第三船倉) 敵兵の数 ???? ドッグタグ 3つ ドッグタグ 3つ アイテム なし いよいよタンカー編の目的である、 メタルギアRAYの撮影が来た。 メタルギアの写真を取ったらオタコンに送信すればよい。 機体左右1枚ずつと中央と MRINESのマーキングが見える写真4枚を撮影する。 左右の撮影は、頭部と胴体が見えていればよい。 中央の撮影は、マップ下のほうにある2つのカメラの間から取ればよい。 マーキングは、写真に文字が写っていればよい。 別にズームしなくてもよい。 ドッグタグはメタルギアの右側と正面にいる兵士と、 マップ右下のほうに隠れている兵士の3人。 正面のやつはサーマルゴーグルでだれが持っているか分かる。 他のやつを眠らしてからホールドアップ。 メタルギアの右側にいるやつは背後から近づいてホールドアップ。 右下のほうにいるやつは見つけにくい。 【トップへ戻る】